最高の祭り~久喜市がもっと出来ること
4年ぶりの全面開催となった久喜提燈祭り。
多くの人が集い、山車を見上げる姿は、とても素晴らしいものでした。
普段すれ違う時は会釈くらいの間柄でも、祭りで会うと歓声をあげ握手を交わしたりするのは、
やはり祭りが生み出す高揚感に依るのだと感じます。
久喜市が、守り、伝えていくべき文化であることは間違いありません。
だからこそ、今後行政がリードするべきことも見えてきました。
それは「ゴミ箱」の設置です。
多くの露店で、飲食を楽しむ姿は、夏祭りの風物詩とも言えますが、
提燈祭りには、ゴミ箱がほとんどありません。(非公式のものはあるかもしれません)
買った店に捨てるのが基本かもしれませんが、大混雑の中、買った店まで往来するのは現実的ではありません。
また、汁物が多い露天の食べ物を考えるとゴミを「持ち帰る」のも難しいでしょう。
その結果が、写真のように散乱したゴミの山です。
夜のうちに、露店の皆さん、祭典委員会の皆さん、また委託業者の方によって清掃がされるため、翌朝にはキレイになっていますが、キレイになれば良いという話ではありません。
路上にゴミを捨てるという行為自体がNGであることに加えて、
「みんながやっているから、路上に捨てちゃおう」というダメな方の集団心理に押されて、タガが外れるという経験自体が、好ましいものとは思えません。
今も久喜市は、各保存会や祭典委員会がまとめたゴミの回収などで提燈祭りに協力しています。
それならば、回収のフローのひとつとして『ゴミ箱の設置』も行うべきではないでしょうか。
市民祭りや、文化会館のフレンドシップデーでも大きなゴミ箱は設置されているはずです。
せっかくの祭りですから、世界で事例がたくさんあるような、クイズ形式や、アンケート形式のエンタメ型ゴミ箱も面白いかもしれません😊
「祭りのあと」という言葉があります。
高揚感が落ち着いて、静寂を取り戻した街並みを歩きながら、来年のお祭りに胸を躍らせるー。
そんな素敵な「祭りのあと」に路上に散らばったゴミは似合わないと思うのです。
役割分担など整理するべき課題はありますが、調査して、議会で市に提案したいと思います。