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コドモノミカタワタシノミカタ

抽象化を助ける

2018.07.22 13:14

モンテッソーリ教具に

「幾何図形の引き出し(幾何たんす)」

というのがあります


いろいろな図形を触って

図形の形を認識するもの


この教具のすごいところは

少しずつ抽象化するのを助けるところです


木のプレートでできた具体的な図形と

その図形に対応するベタ塗り・太線・細線の3種類のカードがあります

木のプレートは具体物

  ↓

ベタ塗りのカード

  ↓

太線のカード

  ↓

細線のカード


と抽象度が上がっていき

  ↓

最後はカードがなくても頭に描ける=抽象化




具体的には

具体物の三角を触って

角が3つあるのが三角

  ↓

ベタ塗りのカード(平面で角が触れない)の上にプレートをのせて

「ぴったりだからこれも三角」

  ↓

太線のカードの上にのせて

「ぴったりだからこれも三角」

  ↓

細線のカードの上にのせて

「ぴったりだからこれも三角」


だんだんと形が消えていき

頭のなかだけで

三角の形が

イメージできるようになります


最後には

細線のカードを見せて

「これと同じ形の物を部屋のなかから探してきてください」

と言います


オトナは

おにぎりの三角

標識の三角

お山の三角

が同じ三角の形だと

認識できますが

コドモは

おにぎり

標識

お山

と全く違う物体が

同じ形であると

認識できないのです


だからこそ

こんなスモールステップで

抽象化の手助けをしているんですね