川瀬巴水とグラデーション
2018.07.22 17:03
人は提灯の黄色い明かりに、何か心の和みを覚えるようだ。
その心のあり方は明治、大正、昭和と時代を経ても変わらず、そして見る者の国籍も問わない。
特別な時間にするために灯りに工夫を凝らすのもよいが、日常の「夜の闇に灯る温かい黄色」がもたらす雰囲気が自分はとても好きだ。
写真のようにも見える川瀬巴水の浮世絵は、寝ているときに見上げる電灯の豆電球の黄色にも通じる。今夜はその黄色を見ながらやすむと致します。。