ZIPANG-7 TOKIO 2020車いす体験や視覚障害体験をしながら、丸の内を歩く「ダイバーシティ&インクルージョン まち歩き研修」を実施
多様な方が訪れる“まち”丸の内エリアにおいて、ユニバーサルマナーに触れ、まちづくりを担う社員各個人の意識・行動変容のきっかけを創出
三菱地所プロパティマネジメント株式会社(東京都千代田区・取締役社長:久保 人司)は、多様な方々が訪れる大手町・丸の内・有楽町エリア(以下「丸の内エリア」)において、丸の内エリアを起点に企業の枠を超えてSDGs活動を推進するプロジェクト「大丸有SDGs ACT5※1」と連携し、実際に様々な来街者の視点に立ち、まちを体感することで、“ダイバーシティ”を自分事として捉え、社員各個人の意識・行動変容のきっかけを創出していく「ダイバーシティ&インクルージョンまち歩き研修」を実施します。
丸ビル外構
横断歩道を渡りいきなり傾斜道を車いすにて店先へ
引き戸
高齢者実技
本研修はESG・SDGsを意識しながら、地域貢献活動等を通じたまちづくりを推進する「ひとまちアンバサダー※2」の取り組みの一環として実施し、多様な方々へ向き合うためのマインドとアクションを学ぶ「ユニバーサルマナー」の講演、様々な障害のある方への具体的なサポート方法を習得するため、車いす体験や視覚障害体験などの実技の他、実際に丸の内エリアのまちやビルの中を歩くことで当事者視点を習得し、当社メイン事業であるビル・施設の運営管理と紐づけて、各業務の現状へ目を向ける機会とします。
また同時期に、より働きやすい職場の実現のために2007年から継続して開催をしている、社員の家族を職場に招く「プロマネ心躍るファミリーデー2023」を実施します。
今後も当社では、「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」において定める「Environment」「Diversity & Inclusion」「Innovation」「Resilience」の4つの重要テーマに紐づいた、様々な取り組みを実施し、真に価値あるまちづくりを推進します。
「ダイバーシティ&インクルージョン まち歩き研修」実施概要
実施日時:7月27日(木) 14:00~16:30
実施場所:三菱ビル10階コンファレンススクエアM+(ミドル1・2)
研修内容:講演・・・ユニバーサルマナー基礎知識の共有
実技・・・①簡易車いす体験、②簡易視覚障害体験、
③簡易高齢者体験を行う上での重要視点の習得
まち歩き・・・当事者体験キットを装着し、商業施設(丸ビル)や
まち(丸の内仲通り)の回遊、施設利用(Have a Nice Toyko)
を想定したまちあるき体験
「ひとまちアンバサダー」について
■これまでの取り組み
これまでの取り組み
【ひとまちプロギング】
2023年6月5日の世界環境デーに、丸の内エリアにおいて、ジョギングをしながら街のクリーンアップを行う活動「プロギング」を実施し、約8.5kgのゴミを回収しました。
ひとまちプロギング
■2023年度の実施計画(一部抜粋)
好事例のノウハウ化
サンタパレード
※1:大丸有SDGsACT5とは
「大丸有 SDGs ACT5」は、就業者約 28 万人、約 4,300 事業所が集う大手町・丸の内・有楽町エリアを起点に、企業の枠を超えて SDGs 活動を推進するプロジェクトです。「サステナブルフード」「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」という 5 つの ACT(テーマ)を定め様々な取り組みを実践しています。
※2:ひとまちアンバサダーとは
ひとまちアンバサダーは、“ひとへの想い”を通じて 私たちが携わる“まち(※)に笑顔”を増やすために、多様なステークホルダーの方々と持続可能な“まちづくり”を共創する取り組みです。
まちの運営管理に携わる私たちは、まちにお越しになるお客様にとって、快適に、そして気持ちよくお過ごし頂けるよう、道案内や写真撮影のお手伝い、まちのクリーンアップ(ゴミ拾い)、安全・安心に関する活動など、“おもてなし”の気持ちを持って皆様をお迎えします。
直近開催予定の当社のSDGs関連イベントのお知らせ
【プロマネ心躍るファミリーデー2023】
当社社員の家族が、自分の家族が普段働いている職場を見て、感じ、交流し、心躍る場を共に過ごすことを目的に「プロマネ心躍るファミリーデー2023」を開催します。
当日は、オフィスでのスタンプラリーをはじめ、100年前の関東大震災を乗り越えた旧丸ビルの基礎を支えていた松杭を再生して作った積み木でのアート作成や、コロナ禍で大量導入が進み、今後廃棄される予定であった飛沫防止パーテーションを使ったアクリルアート制作などを予定しています。
開催日時:2023年7月28日(金)13:00~16:00頃予定(本社拠点にて)
※全国各拠点では2023年7月後半~8月末に個別開催
本社拠点での開催概要(予定):参加人数 約80家族/約250名
積み木アート イメージ
100年前の関東大震災を乗り越えた、旧丸ビルの地下に埋設されていた松杭を再生した積み木アート
アクリルボード イメージ
オフィスで使用されなくなった飛沫防止パーテーションをカットしたものに、
色付けしてキーホルダー制作
ウォールアート イメージ
社内スタンプラリーでは、ウォールアートで間違い探しゲームを実施
Tシャツ イメージ
不要となった服のリサイクル素材を使用したお揃いのTシャツでイベント参加
過去実施ファミリーデー
2019年開催時イメージ
【不要コスメでアップサイクルを。“不要コスメ回収week”】
自宅で使用しているコスメの中には、まだ残っているものの使用しないものが存在する方も多いのではないでしょうか。今回、当社社員を対象とした「不要コスメ回収week」を、全国各拠点にて展開します。
回収したコスメは、アップサイクルプロジェクト「COSME no IPPO」)を通して、2023年秋以降に「ハロヨン(クレヨン)」として生まれ変わります。
展開期間:2023年7月28日(金)~8月25日(金)
展開拠点:東京丸の内他、都内及び全国各拠点にて実施予定。
ハロヨン イメージ
《社長メッセージ》
私たち三菱地所プロパティマネジメントは、これまで、オフィスビルや商業施設など、
三菱地所グループ内外に関わらず、全国の多種多様な施設で、多くのお客様にサービスを提供して参りました。
「安全な状態を守りながら、お客様にご安心いただけるような、そして、快適さも味わっていただけるような」
そのような環境を提供し、オーナー様の期待に応える効率性を追求する運営管理はもちろんのこと、
建物単体にとどまらないエリアマネジメントやプロモーション事業、強力なネットワークを活用したリーシング力、
そして、お客様の多様なお悩みにお応えするコンサルティングなどにより、更に信頼と実績を積み重ねております。
また、当社では、時代とともに変化し続けていく暮らし方、働き方に応え、
その先にあるオフィスや商業施設の在り方を模索し、そこに求められる価値を見据え、
お客様から選んでいただける存在になるべく、全社員が一丸となって、
常に新しいサービスや事業分野に向けてチャレンジし続けています。
このような当社の姿勢を通して、お客様とそこにかかわる皆様お一人お一人の想いをつなぎ、
カタチにして「心躍る場」を共創しながら、三菱地所グループの基本使命である
「まちづくりを通した社会への貢献」を実現するべく、これからも努力を重ねて参ります。
皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
三菱地所プロパティマネジメント株式会社
代表取締役 社長執行役員
久保 人司
ひとまちアンバサダーとは
この街すべてが最愛の場所になるように
ようこそ、笑顔あふれる、このまちへ。
ひとまちアンバサダー※とは、私たちが運営するビルや商業施設、そしてその周辺エリア含め“まち” (以下まちと総称)に訪れるお客様へのおもてなしの取り組みです。まちの運営管理に携わる私たちは、まちにお越しになるお客様にとって、快適に、そして気持ちよくお過ごし頂けるよう、エリアの美化やおもてなしに関する取り組みを通じて、“まちに笑顔を“増やす活動を行っています。
道案内や写真撮影のお手伝い、まちのクリーンアップ(ゴミ拾い)、安全・安心に関する活動など、“おもてなし”の気持ちを持って皆様をお迎えします。
私たちの携わるまちにお越しいただいた際には、お困りのことなどありましたら、お気軽にひとまちアンバサダーにお声掛けください。
クリーンアップ活動
まちで働く就業者や、まちに訪れる来街者の皆様への「おもてなし(ホスピタリティ)」の取り組みの1つとして、まちでの時間を気持ち良くお過ごし頂けるよう、クリーンアップ(ゴミ拾い)を実施しています。
地域貢献活動の一環として、当社が運営管理する物件のオーナー様やテナント企業、就業者の皆様と一緒に、クリーンアップやプロギングも開催しています。楽しみながら、まちのために、そして利用される皆様のためにできることを一歩ずつ、行っています。
また、困っていそうなお客様へのお声掛け、道案内、観光客の写真撮影の手伝いなど、各々が思うホスピタリティに資する取り組みも、日々積極的に実践しています。
クリスマスパレード
丸の内エリアで2008年よりスタートしたのがクリスマスパレード。
スタート当初はMJPM社内のみでの実施でしたが、働くまちに対する愛着を深め、ともにまちづくりを行う企業同士のつながり強化を目的に、テナント企業の就業者の皆様を始め、エリアマネジメント団体や周辺事業者の方など、参加対象を広げていきました。
さらに、2021年からは、MJPMの所管物件のある全国各拠点にも活動拠点を拡大し、ひとまちアンバサダーを通じた就業者や来街者の皆様へのおもてなしの輪が徐々に広がっています。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
三菱地所プロパティマネジメント株式会社
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビル
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
いま天地を分けた重たい扉が開かれた。
イーハートーブの世界へ向かって新しい旅が始まる
・・・さあ~共に進もう!
天まで届きそうな杉木立・・・
この道の果には尖った三角形の天空が突き刺さっているようだ。この厳かな杉林トンネルは若しかすると、異次元世界への道標かな〜?
多分その向こうには、観世音菩薩様かマリア観音様が鎮座される補陀洛があるのかも知れない・・・
小岩井と言えば、先ず小岩井農場のことを思い出します。今や、牛乳製品のメーカーとして、全国規模のスーパーや地域のコンビニに至るまで、このブランド名は小生の頭の中ではNO.1の高級感イメージが伴なっているのです。
それってやはり、宮沢賢治の影響もあるのかも知れませんね。
かれこれ5 0年も前のことでしたか…夏休みに一週間ばかり利用して、4人仲間とユースホステルを利用しながらの今風、青春きっぷの旅でした。
岩手山を背景としたこの場所の雄大な眺望に加えて、バスに揺られ、農場入口に辿り着くアクセス道は美しい森林地帯を走り抜けたのですが、殆ど人家も疎らな中にも所々に見え隠れする洋館風の関連施設なのか ?それらがまた大変エキゾチックに映るのです。
日本は山国、そして瑞穂の国なので、平地に森林等があれば立ちどころに水田と化してしまうので、森の中を真っ直ぐに道が続く風景と言うものは真に珍しいのでは…?
だからグリム童話なんかでは森の中を迷ってオオカミが化けたお婆ちゃんの家に泊まり、食べられそうになったり…こんな物語を日本の子供等は何ら抵抗なく、 想像力を目一杯働かせて、 山奥の一軒家に置換え、怯えたりしてたモンです。
でもイラスト付きなので、それなりに怖いけど、トンガリ屋根の石造りの洋館が見えたりすると、忽ち憧れが優ってロマンチックな雰囲気に浸れたのです。
確か、賢治氏は洋行されていなかった筈ですが、様々な文献で西洋文化に相当な憧れを抱いて居られたに違いない?と拝察しております。
当時の我々だって同様。第2次世界大戦の敗戦国となり、大変貧乏な時代を過ごしていた訳で、例えば高度成長期を支えた我ら団塊の世代族は1970年初期、驚くなかれ大卒初任給は平均3万9,900円だったのです。
それ以降、家族だんらんや遊び等を忘れ、環境汚染の空の下、ウサギ小屋に住み ワーカーホリック(働き虫)となったなど、世界から奇蹟とも、半分は揶揄されながら、給料も毎年倍増でしたから、これも急成長の "オドロ木桃の木" ‼こんな時代を経て今がある・・・ 当時ヨーロッパへの渡航費は1965年4月10日に出発した「ジャルパック/ヨーロッパ16日間コース」は67万5000円だったそうです。
この年、国家公務員の初任給は僅か1万9100円でした。 海外旅行なんて生涯行けるかどうか?夢のまた夢でしたね〜! さて、肝心の宮沢賢治氏の伝えたたかったこととは……? 幸いにもご協力先の小岩井農場様からは沢山の貴重な画像をご提供頂きました。 宮沢賢治氏は、こんな素晴らしい環境の中で夢を膨らませて数々の美しい永遠の"イーハートーブ" 心の中の理想郷を私達に残されました。
これからワクワクしながら謎の "イーハートーブ" を ご一緒に探って参りましょう。
(案内人 鎹八咫烏)
残雪と真白い雲の冠を被った、大自然界の王様に、羊たちもご挨拶。
長者館放牧地 星と自然館前に広がる羊の放牧地。 4月下旬~11月上旬まで放牧しています。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-4 TOKIO 2020 小岩井農場と宮沢賢治(その1)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9486454
左から小野義眞氏、岩崎彌之介氏、井上 勝氏
この 小岩井と名付けられた農場名は上記三氏の頭文字を組合せた合成語だそうで、語呂もよく、簡単に覚え易いところが特に良いですね。
それよりも、この明治維新という背景が人々をハイテンションに導いたことは確かなことですが、何と言ってもこのビッグトリオ夫々のバックボーンがまた物凄いのです。
この大構想を発案したのが井上 勝氏。幕末までは長州藩士でした。彼は伊藤博文や井上馨等と共に命がけで密航し、英国で鉱山技術や鉄道技術を学び、帰国後は、明治政府の鉄道庁長官となり、東海道本線や東北本線の敷設等、旧国鉄の路線を次々と増設しました。
その井上案に早速協力したのが、小野義眞氏(1839~1905) は日本鉄道会社副社長。藩政時代は土佐藩士で、郷里の大庄屋でした。
残るお一人、岩崎彌之介氏(1851~1908)は土佐藩士・岩崎彌太郎実弟です。
明治18年、彌太郎没後、三菱の第二代社長を継ぎ、海運・鉱山・炭鉱・造船・金融・不動産など三菱事業の多角化を図り、第四代日銀総裁も勤めました。
このとてつもない話は井上氏の英国留学や国内各現場に飛び、学んだ専門知識に科学的知識や技術力が自信となり、それを存分に活かし貢献した方です。
また、小野氏は三菱会社を背負って同じ日本鉄道幹部として参画しているので、そのバックアップ体制は万全です。
一番お若い岩崎氏はこの計画に賛同して出資したのでした。
ざっと見積もっただけでも "鬼に金棒" とはこの事ですね〜 ところで、この小岩井農場の総面積とは如何なるものか?気になりますよね〜?調べてみると…何でも3,000ヘクタールだとか…
小岩井農場 全体 航空写真(白線内) まあ~なんと広大なこと・・・
最近は大きさの比較対象として引っ張りだされるのが東京ドームです。こちらは面積:4万6,755平方メートルだそうで…滅法数字に弱い私の頭で計算すると… 東京ドーム約638個分の広さですって?ホント?間違っていたらゴメンナサイ!
※1ヘクタール = 10,000.平方m です。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-4 TOKIO 2020 新しい自分探しに、そして自分のためのイーハートーブを見つけるために(その2)・・・【寄稿文】日原もとこ
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9575184
不毛の大地を、緑豊かな大地に
荒野に一本の⽊を植えることから始まった小岩井農場には、不屈の精神でやり遂げた何代にも亘る先人たちの志があります。
小岩井牧場 あじさいロード
森林の持つ大切な役割について
樹木は光合成によって二酸化炭素を吸収し、炭素を樹木内に蓄積します。さらに、森林は落ち葉などにより、土壌中にも大量の炭素を貯留します。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書によると、世界の温室効果ガス排出量の約11%は、森林が農地など他の用途に転用されたことによるものとされています。
逆に、気候変動の進行に対応し、森林を含む陸域、淡水及び海洋にすむ多くの生物は、生息域や季節的活動、移動パターン、生息数及び生物種間の相互作用を変移させているとされています。
森林の減少を抑制し、生物多様性が豊かで質の高い森林を守り増やすことで、森林による炭素の吸収の維持・増加や排出の抑制に寄与し、気候変動の緩和へ貢献することが期待されています。
岩崎久彌(いわさき・ひさや)
(1865~1955) 三菱の創業者、岩崎彌太郎の長男として現在の高知県に生まれる。明治27年(1894年)、三菱合資会社設立と同時に社長に就任、三菱の第三代社長となる。在職20年余、彌之助の展開した諸事業を発展させ、今日の三菱の根幹を築く。明治32年(1899年)、井上勝より小岩井農場を継承。経営基盤の充実を図り森林の創出・充実を目指すとともに、牧畜中心の運営を推し進めた。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-4 TOKIO 2020 小岩井農場と宮沢賢治(その3)~豊かな森林を後世に伝えます~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9548644
いっぱい見つけました 秋の実り
毎年、秋になると小岩井農場の森では、動物や鳥や昆虫や・・・子供たちのため、色とりどりの様々な実りがあります…
小岩井農場 岩手山 四季
小岩井農場 冬の夜の森で過ごす特別な時間。
沢の音を聞き、ランプの明かりと星空を眺めながら。焚火の炎が友の笑顔を映し出す…
さて、久方ぶりに再びあの宮澤賢治が求めていた、幻の Image "イーハトーブ" の原点・小岩井農場 (自然共生の理念) のお話に戻って来ました。
国指定重要文化財「小岩井農場施設」
リビングヘリテージ(生きている文化財)
小岩井農場施設は、洋式農場を目指して設立されたシステムで、それを示す一連の建物群が良好な状態で保存されております。
それらはすべて明治末期から昭和初期にかけての建築で、そのほとんどが今もなお、現役で使⽤されているのです。
国指定重要文化財の建物は、総務部門の下丸、育牛部門を置く上丸、飼料を生産する耕耘部門がある中丸の3つの地区に集中しています。
我が国における近代農場の発展過程を知る上でも重要な文化財であり、近代日本の大規模農場経営の歴史を示す建物群として後世に伝えるべきものでありましょう。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-4 TOKIO 2020 リビングヘリテージ(生きている文化財)「小岩井農場施設」について(その4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9876738
国指定重要文化財
小岩井農場の敷地内には、重要文化財に指定された明治末期〜昭和初期の建物21棟あり、 そのほとんどが今も現役で使用されています。 大自然の中で、近代日本の畜産の歴史を垣間みることができます。
歴史的建造物群
小岩井農場の創業は1891(明治24)年、いわゆる近現代と歩みを共にしてきたといえます。この度の重要文化財指定においては「我が国における近代農業の発展過程を知る上で重要である」と評価されました。西洋建築にヒントを得た建築群は当時の人々には驚きをもって迎えられた事でしょう。
天然冷蔵庫
1905年(明治38年)建設。242.2m2(73.3坪)。
レンガ造。
小山を掘って作られた掘り抜き貯蔵庫。電気のない時代、製乳所(現在の乳業工場)の附属設備として、主に乳製品の冷蔵に使用。夏場はバターが溶けるのを防ぐため、庫内で瓶詰め作業を行った。1952年(昭和27年)まで本格的に使用。
国指定重要文化財の建築物は、その多くが現在も使用している建築物であり、生産エリア内に位置するため、自由見学は出来ません。
(詳細は本文にて・・・)
ZIPANG-4 TOKIO 2020小岩井農場のリビングヘリテージ(生きている文化財)と文化財保護法について(その5)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/9878893/
大晦日、今宵もイルミネーションが点灯しました。
銀河鉄道の夜
小岩井牧場に現れた銀河鉄道…機関車の前の人影は?
岩手山にかかる雲は大きいね~あれはね、銀河鉄道が流星になって現れる時の駅なんだよ~見えるでしょ~銀河鉄道駅から岩手山のてっぺんに、ひょいと降りた賢治の姿が…森の妖精や、動物や木や花や雪や風や泉や川や霧・・・自然が…ボクら…子供たちと一緒に賢治を待ってるんだ~ 早く来ないかな~クリスマス…きっとマリア観音様も一緒だよ・・・
小岩井農場 一号牛舎-四号牛舎
「賢治もきっと感じた筈…長閑な夏の一日を・・・」
賢治と小岩井農場の出会い
賢治と⼩岩井農場の最初の接点は、1910(明治43)年、中学二年の秋であったとされています。中学校の登⼭遠⾜に参加し、岩⼿山からの帰り道に⽴ち寄りました。
畜産中心の農場経営になって凡そ10年。ヨーロッパ⾵の牧畜・耕作⾵風景に魅了されたのか、それからは幾度となく農場を訪れています。
中学⼆年の時、寮の同室に武安丈夫という小岩井農場に父親(育⽜部技士・武安陽吉)が勤めていた少年がおり、この少年について、次のような短歌を詠んでいます。
小岩井の育牛長の一人子とこの一冬は机ならぶる
これが、賢治が初めて小岩井農場を登場させた作品ということになります。ただし、実際には丈夫の父陽吉は育牛長ではありませんでした。賢治が勘違いをしたのか、あえて「育⽜長」としたかは定かではありません。
(詳細は本文にて・・・)
宮澤賢治座像
ZIPANG-4 TOKIO 2020 小岩井農場と宮沢賢治(その6)~小岩井の育牛長の一人子とこの一冬は机ならぶる~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/10027024
※現在、2100件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
新サイトの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/
最新の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
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最近の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
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ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
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615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。