レッスン通信♪ (第38号)
生徒のみなさんへ
長かった暑い暑い夏がやっと終わりましたね。
気持ちの良いこの季節が少し長く続いてくれるといいな~、と思う今日この頃です。
芸術の秋、スポーツの秋。
子供たちには、音楽会、運動会、文化祭 と楽しい行事が続きます。
中学生は、部活の新人戦の時期のため、毎日の練習が大変のようです。
眠気と戦いながら、ピアノに向かっている子も この一週間はたくさんいました。
朝練、午後練とこなし、夜には塾やピアノと、休まず通う強さに いつも感心しています。
来年の発表会まで、時間はまだまだあるなんて、練習を先伸ばしにしている私は、
生徒たちを大いに見習わなくてはなりません。
ところで、今、教室では、子供たちと 秋の歌を歌っています。
「トンボのめがね」「秋の子」「まっかな秋」等々、良い曲がいっぱいあります。
レッスンでは、歌う前に必ず、歌詞を読むことにしています。
「秋の子」 という曲は、昔の歌なので、詞の意味がわからない子がたくさんいて、
子供の面白い解釈や発想に、大笑いしています。
♪ど~こか~で、
焼き栗、や~いている
つばきを飲む子は~♪
この中に登場する「つばき」って何かわかる? と聞いたら、
お花のツバキ!と、ほとんどの子が答えました。
この歌の中には、「ふろたき」とか、「おもり」とか、今の生活にはないような言葉が
色々と登場します。
「ふろたき」の説明は、一応はしましたが、
「家のお風呂は、スイッチ押すだけだもん!」と。
新しい歌にも素敵な歌はいっぱいありますが、昔から歌われている歌にも、
心が穏やかになる、気持ちが温かくなる歌も沢山あることを伝えていきたい
と思います。
以前、NHKの歌のおねえさんが、歌う前には何回も歌詞を読み、情景や気持ちを
考えて歌うと、話していました。 これって、とても大切なことですね。
「輝く星座~」を、「輝く正座~」と思って歌っていた子がいたからな~。
気をつけていかなくちゃ!(笑)