レッスン通信♪ (第37号)
生徒のみなさんへ
暑い暑い夏、皆様、いかがお過ごしでしょうか? 夏休みも、あと少しですね。
今年の夏休みも、色々な過ごし方があったようで、レッスンのたびに話を聞かせてもらうのが、楽しみです。
新学期スタートまで、あと2週間弱。 宿題を残している子は、今頃少し焦っていることでしょうね。
「焦る」と言えば、私は、今日、大失敗をしてしまいました。
数年前から、母校の卒業生で結成している合唱団に入り、月2回、練習に通っています。
約30人のメンバーが入ることができて、ピアノもある練習場を確保するのが難しく、
役員さんは、いつも場所取りに苦労して下さっています。
事件は今日、起こりました。
今までに一度も行ったことのない練習場へ....。
親切なメンバーの方からいただいたその練習場の地図を持って、しかも、
迷って遅刻してはいけないと思い、かなり早めに出かけました。
練習が始まる30分も前に着いた私は安心し、ちょっと涼しい所で一息つきました。
でも、ほっとしたのもつかの間。なかなか誰も来ない.... 何だか嫌な予感が....。
そう、私は、練習場を間違えて、出かけてしまったのです。
メンバーの人に電話したところ、場所が違うと判明し、唖然としました。
自宅から会場まで40分位かかると考えて、1時間以上も前に出発したのに、
その日の練習場は、私の自宅から徒歩7分で行ける場所でした。(汗)
気がついた時には、もうすでに練習が始まっている時間になっていました。
この暑さに加え、焦りと自分への苛立ちで、大汗をかきながら、急いで練習場に
向かいました。 結局、20分遅刻して、練習に参加しました。
「ご苦労だったわね。 暑かったでしょう。」と、
メンバーの皆さんが慰めてくださいましたが、私は、本当に恥ずかしかったです。
全く疑わずに、「今日の練習場は○○」と、思い込んでしまっていた自分が。
どんな小さなことでも書き留めて、そして、必ず確認することが大事だと、
改めて感じた一日でした。
ただ、良いこともありました。
初めての練習場に行こうとして地図を片手に不安気に歩いていると、親切に
道案内してくれた高校生がいたんです。
その高校生は、暑い中、途中まで一緒に歩いてくれて、別れ際、
「気をつけて行ってくださいね!」と、声をかけてくれました。
優しい女の子でした。
よほど私のことが危なっかしく見えたのか、その高校生と別れた後、
二人のお子さんを連れた若いお母さんにも声をかけられ、目的地まで、
一緒に歩いていただきました。
(断っておきますが、そのお母さんと私の目的地が一緒だったんですよ。)
「反省」と「人の優しさ」に触れられた1日でした。