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レッスン通信♪ (第30号)

2011.09.23 00:36

生徒のみなさんへ

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

暑かった夏も、やっと終わり、気持ちの良い季節になりましたね。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、本当ですね。

これからは、運動会、音楽会、行楽シーズンですね。

今年も音楽会の伴奏を控えて練習に はげんでいる生徒たちが数名います。

すでに、合唱コンクールの本番を終えた中学生もいます。

夏休み前にクラスで歌う曲が決まった時には、

「この曲は、自分としては不得手な分野の曲なんです。」と、Yちゃんは

言っていました。

最初は手こずっていたようですが、基礎力をしっかりつけるため、

地味とも言える練習を根気よくこなしました。

「この練習を積み重ねれば、必ず安定するから!」と、私も応援し続けました。

そして、夏休みを通してやり遂げた努力の結果でしょう、

先日の合唱祭では、見事、「伴奏賞」を受賞したそうです。

大きな会場での初舞台、さぞかし緊張したと思いますが、やはり、

きちんと勉強していると、精神的にも安定するのでしょうか、

さほどアガらなかったそうです。

やっぱり、何をするにも、日々の努力なのですね。

Yちゃんの「伴奏賞」はもちろん嬉しい出来事でしたが、この話を私にしてくれた

Yちゃんの同級生のMちゃんや、今は教室を卒業しているH君の笑顔が、

もっと私を幸せにしてくれました。

それから、Yちゃんの妹のAちゃんも。

小学1年生の彼女は、お姉ちゃんの演奏前から、ハラハラドキドキしっぱなし

だったそうですが、

「伴奏賞は○組の~」とアナウンスが流れた瞬間に、すぐお姉ちゃんだとわかり、

大喜びしたそうです。レッスンの時に、うれしそうに話してくれました。

Yちゃんが弾いた曲は、前奏が非常に難しく、また、速度も速いため、

リハーサルなしで、突然弾くのは、心配もあったと思います。

不安気なYちゃんに、本番の朝、ご両親が、

「前奏で失敗しても、動じないようにね。

その失敗はあなた一人が負えばすむ、

でも、その気持ちを引きずって、歌が始まってからも影響が出たらみんなに

迷惑がかかるのだから、前奏を間違えても平気でいなさいね。」

と、いうような内容を(少し言葉が違うかもしれませんが)、おっしゃったそうです。

この言葉は、きっと彼女に落ち着きを与えたのだと、納得しました。

本人以上に、ご両親は緊張されていたと思いますが。

この秋も、また楽しい話がいろいろと聞けそうです。

また、今月の久しぶりに拝田先生のレッスンに行く私の美談、いえ、笑い話も、

次回は載せたいと思います。

台風、またこないかな~。そうしたら、拝田先生のレッスン中止になるかしらん。(笑)