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Orange Berry

003.「テテム&タタム」のお話

2016.01.17 07:59

テテムとタタムはともだちです。

いつもふたりでいる時はケラケラケラと笑いあっています。

なにがそんなにおもしろいの?っていうくらいに。

ふたりは小さな楽しみを見つけることが得意でした。

ちなみに今日は夜ふかしをしてワインを飲みながら、

どちらの足がくさいのかを勝負する予定です。

ふたりはいつもこんな調子で、

毎日をおもしろおかしく過ごしていました。


ただ、テテムは村の人たちを信じることが苦手でした。

僕のいないところでは、僕の悪口をいっぱい言っているんじゃないかな。

知らないうちに僕だけ仲間はずれにされてるんじゃないかな。

僕のことをだまして、僕の宝物を盗もうとしてるんじゃないかな。

いつも心の中では、心配で、心配でした。

だからテテムはどうしても村の人たちと仲良くできませんでした。

テテムは悲しい思いをしたくないのです。


タタムはというと、村の人の言うことはなんでも信じます。

あの人が言うんだからまちがいないわ。

あの人たちはほんとうに私のことを信じて信頼してくれてる。

あの人だったら私の宝物を貸してあげよう。

泥棒への用心なんて無用さ。

テテムだけでなく、村の人たちみんなが自分のことを

大切に想っていてくれていると信じていました。

と言いながらもタタムは村の人たちに嘘をつかれたり、騙されたりして、

悲しい思いをすることもありました。


そんな正反対なふたりでしたが、

ふたりでいる時はいつも幸せでした。

なぜなら楽しいことだけを考えていたらいいんだもの。

ふたりにはそれだけで十分でした。


さぁ、つぎはどんな楽しみをふたりで見つけよう。



ふたりにとって、ふたりでいる時間は、

とってもシンプルで、最高な時間だと思う。

生きているといろんなことがあるけれど、

テテムにとってのタタム、

タタムにとってのテテムが

みんなにも見つかればいいのにな。