現し世から小説の世界へ。 山猫瓶詰研究所
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どなたもどうかお入りください。
決してご遠慮はいりません。
薩摩半島最南端、枕崎市の北部に薩摩藩の三大金山のひとつがあり、栄えた場所に鹿籠金山郵便局がありました。
築100年ほどで取り壊し寸前の郵便局が2022年夏、ショップ、カフェ、山猫のお宿として生まれ変わりました。
誰でも知っている宮沢賢治著「注文の多い料理店」から着想を得たというお店は懐かしさと美しさと妖しさでいっぱい。
元の郵便局のかわいい雰囲気からだんだん奥へ進むと、ほの暗くなり山猫の胃袋へ落ちた感覚。
ここは山猫が多いという地域でまわりの雰囲気もあってまるで現し世から物語の中へ迷いこんだようです。
ピルクスの瓶詰め、山猫グッズ、ガチャガチャ、コーヒーやマフィンやカタラーナ、そして一日一組限定のお宿と小説の世界が詰め込まれています。
はじめは魔女をイメージしたお店にする予定だったようですが、ここ界隈は山猫が多いことに気付き現在の形になったそう。歴史ある場所に山猫ってだけで妖しさ満点。
山猫だけにセンスのいい山猫グッズがいっぱい。
猫好きな私としてはどれもこれも欲しくて、気付いたらハンカチをゲットしていました。ガチャガチャで巾着が当たったりと最高の気分。ちなみに巾着は単焦点レンズの入れ物になりました。
カフェでは個性的なマフィンがたくさんとサツマイモのカタラーナ、他には無いドリンクがあります。
イタリアで修業されたというシェフ監修のスイーツはとにかく美味しい。いただいた瓶詰めも美味しい。他所では味わえないメニューはさすがとしか言いようがありません。
全部がスペシャルでした。今度は一人でゆっくりと泊まってみたいと思います。
・紅茶とナッツのマフィン 480円
・かつおぶしのマフィン 480円
・サツマイモの米粉のカタラーナ(PoTaRa、ポタラ)600円
・山猫マフィンプレート 1200円
・季節のマフィン 480円
・ホットコーヒー 500円
・バナナチャイソーダ 500円
・ブルーベリーのビネガーソーダ 500円など
メニューは季節によって変わることがあります。
山猫瓶詰研究所
鹿児島県枕崎市金山町722
定休日 月火(祝日除く)
OPEN カフェ、ショップ 11:00~17:00
宿泊 チェックイン 16:00~19:00
チェックアウト 10:00まで
駐車場有り
ペイペイOK
ECサイトはリンクから