アサヒグラフ- Wikipedia (朝日新聞社)
2016.05.12 13:07
アサヒグラフ - Wikipedia
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1952年8月6日号において、日本で初めて広島の原爆被害の写真を誌面に掲載し、話題になる。
『アサヒグラフ』は朝日新聞社が1923年(大正12年)から2000年(平成12年)まで刊行していた週刊グラフ誌(画報誌)である。
目次
概要
日本初の日刊写真新聞として創刊され、関東大震災後、週刊グラフ誌として復刊された。
日本における写真誌の草分け的存在で、数々の歴史的な報道や、その時代に代表される世相や風俗の特集記事を多数掲載、資料的価値も高い。
大正デモクラシーから、戦前、戦中、戦後、高度経済成長、オイルショック、バブル崩壊、そして21世紀の幕開けまで、77年間の長期にわたり刊行を続けた日本を代表するグラフ誌である。
アサヒグラフ昭和12年9月1日号
歴史
第1号となる「1923年1月25日創刊号」を発行する。同年9月1日の関東大震災で臨時休刊。同年11月14日号から週刊の画報誌として復刊。
創刊当初の大正12年には、ジョージ・マクナマスによるアメリカの4コマ漫画『ジッグズとマギー』の翻訳版が本誌に『おやぢ教育』のタイトルで連載されており、コマ割りやふきだしなど、漫画表現において、数少ない当時の日本漫画家らに多大な影響を与えており、日本漫画の源流と考えられている。
1952年8月6日号において、日本で初めて広島の原爆被害の写真を誌面に掲載し、話題になる。
テレビ登場後も、1970年代には10万部台の発行を誇った。
1980年代以降は報道よりもカルチャーや人物紹介などに重点を置き、写真家の作品発表の場という一面も持っていた。
2000年10月15日増刊号『シドニー・オリンピック総集編』をもって休刊。77年の歴史を終える。
2011年3月11日の東日本大震災発生後の23日に、緊急復刊号(週刊朝日臨時増刊扱い)を発行した(新聞社発行のグラフ誌は、戦後の大きな災害事故ごとに臨時増刊号を出してきたという歴史もあった)。
ほかに、歴史的なバックナンバーが復刻されるケースもある。
月刊アサヒグラフ person
『月刊アサヒグラフ person』(げっかんアサヒグラフ パーソン)は、2001年(平成13年)から2003年(平成15年)まで、朝日新聞社が刊行していた月刊誌。
2001年3月23日(2001年5月号)創刊。「アサヒグラフ」の名前を冠しているものの報道色は薄く、芸能人へのインタビューを中心とした芸能グラビア雑誌となっていた。2003年4月号(2003年2月22日発売、通算24号)をもって休刊。