ホームランとスクイズで逃げ切り！

大型連敗ー大型連勝からの再出発。

昨日の高橋光成の熱投がライオンズに火をつけた。

先制は、栗山の一撃。

高めのストレートを、完璧に振り抜き先制。ライト中段まで運んでいった。

先制してからのライオンズは粘り強い。

追いつかれた直後には、しっかりと1点をとり主導権を渡さない。

そして、突き放したのが、マキノンの一撃。

サードベースに当たるという、美馬にとって不運なあたりの、その次の初球。

これも、甘いボールとはいえ、見事に振り抜き、４−１と突き放す。

そして、勝負の分かれ目となったのが７回。

佐々木、水上がピンチを招き、1点返され、さらに１死満塁。

ここを、なんとか水上がダブルプレーで切り抜け、その裏。

１死１、３塁のチャンスで、１番の岸は、初球をいきなりのスクイズ。

チャンスとはいえ、初球をスクイズは、なかなかに勇気のいる采配。

これを見事に岸が決めて、５−２。

ここで試合の流れとしては勝負あった、という感じになった。

今日は與座以降の投手陣は、お世辞にも万全とはいえない中、

ホームラン、スクイズという、長距離砲に、奇襲とも言える小技と、

攻撃における戦術の妙を見せつけての勝利は、

6月の、そして、8連敗の時のライオンズの面影はない。

さあ、上位を叩いて、仙台へ乗り込み再度楽天と。

平良、隅田、今井がそれぞれQSを達成すれば、３連勝で４位をうかがえる！