危険を感じたらかけてみる伏線の魔法
2023.09.01 15:05
先日、小学生の子が宿題を忘れてきました。
当塾では宿題を2回連続で忘れると厳しい説教が待っています。その時は1回目だったので注意を軽くしたのですが、その後もちょっとだらっとしていたので、こんな風にフラグを立てておきました。
「そんな雑な勉強をしていると中学生で困るぞ」
今は「先生何言ってんだ?」って思うかもしれない。でも、中学生で「やばい、勉強が思ったようにいかない」と思ったら、今この時を思い出せ。そういや「そんな雑な勉強していると中学生で困るぞ」って言われたなって。俺もメモっておくから。
こう言われると少し危機感も募るのか、姿勢がわかりやすく変わりました。まぁ、危機感で勉強するのってあんまり良くないですけどね。だらっとやるよりはマシです。「言ったろ〜」って言われたくなくて頑張る側面もあるかもしれません。
私たち大人は子ども達よりも少し先が見えます。そのアドバンテージを生かして、伏線を仕込んでおくと、その時その場での変化にも有効ですし、先の未来でその状況が生まれた時に説得力が増しますよね。
私もこの仕事長いですから、ある程度予言はできます。
「テストでこうなるぞ」「来週こうなってるぞ」「ここで困るぞ」
その場で姿勢が変わってその未来が来なくても、やっぱり残念ながらその未来が来ても、その先の大きな変化につながる魔法の声掛けがこの「伏線作り」です。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
勘の良い子はそこでハッと気付いてくれて成長が加速します。