84-year old art session (5)
父のアートセッション5回目は、しばらく使っていなかった「布えのぐ」を持参しました。
布は持ち合わせていなかったので、3コインズで布製のティッシュボックスを見つけ、キャンバスに。モチーフはお花で、ケイトウとひまわりを購入。それしかそのお花屋さんになかったという。(笑)
まずは鉛筆で下描きから。ティッシュボックスの側面にお花がきたらいいんじゃない?と私は提案しましたが、父は、左端の上のほうから、大胆にひまわりを描いていきました!
そして、ひまわりの周りに輪を描いていたので、一瞬、何? と思いました。なんと形が崩れないように、円を薄く描いてから、花弁を描いていたのです。やはり、絵心ある人の発想は違いますね。自分の絵心の薄さに気づきます。(笑)
それから布専用の絵の具をパレットに私が出していきます。茶色がなかったので、赤と緑を混ぜたり、ピンクの調合をしたり、なんだか調味料を混ぜているような気分になりますね。
辻井伸行さんのラフマニノフピアノ協奏曲2番をTVのYouTubeで流しながら、父も集中して、1時間くらいで完成となりました。
コットンのキャンバスがいい味出しています。上の方から描いて正解だったようです。それに思いのほか、ピンクと黄色で可愛らしいデザインになりました! ひまわりの種になる部分は、点描画のように描けていますね。
ティッシュボックスがいいなと思っていたのは、毎日、食卓で目にするからです。スケッチブックだと、いちいち開かないと過去作品が見えないですからね。それに、ティッシュボックスをカバーしないで出しておくと見た目も美しくないですからね。一石二鳥で、いろいろと意義のあるティッシュボックスとなりました。
この後、ロイホで夕食をして、車窓からの隅田川花火大会につながっていきました。103万人の人手で、すごいことになっていたそうなので、車窓から観られて本当にラッキーでした!幸運をありがとうございました。(笑)