忙しい!痩せる!アシュラムの生活
さて、ランダムに思いつくまま、いろんな話題を書いていますが、今回はインドのアシュラムでの生活のお話。
インドと言うと必ず、ニオイを思い出します。インドは中でも独特で、お香や香辛料、人々のヘアオイル、牛やロバさんの落とし物などなど・・なんとも言えない独特なニオイがします。
この話題は長くなりそうなので、アシュラムに戻しましょうw
滞在中はあっという間に時間が過ぎて行きました。
瞑想~ヨガで一日は始まります。瞑想室は真っ暗。静寂の中で自分とひたすら向かい合いますが、そう思っている間はまだまだ集中していません。集中力が高まってくるとすーっと自分だけの世界に入り、蓮華座を組んで座っていることや呼吸をしていることすら忘れてしまう状態に入ります。日によって集中力の度合いは違い、まったく集中できずに余計なことばかり考えてしまう日もありますが、まあそういう時もありかなと割り切ってやり過ごすしかありません。
瞑想が始まってしばらくたつと、川の対岸からマントラが聞こえてきて町じゅうに響き渡ります。なんとも神聖な気持ちにさせられます。
街が目覚めたころ、瞑想の時間が終わり、ヨガが始まるのを待ちます。いい加減お腹がすきますが、食べ物などありませんから、ひたすらヨガが始まるのを待つのみです。
約30分後ヨガが始まります。私が滞在していた時は若い男性の先生達が交代で教えてくださったので、結構ダイナミックなアーサナが多かったのを覚えています。週末はもっと激しいアーサナを取り入れていたようです。みっちり90分のヨガの後にやっと朝ごはんです。
起床からなんと3時間以上経ってからの朝ごはん。元々小食な私ですが、その時ばかりは、毎食お代わりしてモリモリ食べていました。しかし、お腹周りはどんどんとすっきり!いつもより食欲もあるし、とても健康的!
同時期に滞在していた日本人女性たちとも、なんだかやつれてきてない?痩せてない?と冗談交じりに笑い合っていたのですが、彼女たちもとっても健康的でしたよ!
規則正しい生活と食事がいかに大切かを実感させられました。
ベジタリアンの食事にヨガ、間食はほぼなし、これだけのシンプルなことなのですね。
食堂の様子↓ 今はもっときれいに改装されたと聞いています。
食事は刺激の少ない菜食がメイン。インディカ米とチャパティもあっさりしてお腹がもたれません。カット大根と唐辛子が新鮮でした!
このアシュラムは質素なことで知られているので、きっと他のアシュラムはもっと豪華なものが食べられるのかもしれません。
スケジュールによると日中は比較的ゆっくり過ごせるはずだったのにな。
哲学のレッスンや読書の時間がありましたが、結局、洗濯物を片づけたり身の回りのことをしたり、日記を書いたり、街に出たり・・あっという間に時間が経ってしまいます。
夕方も同じようにヨガ90分、瞑想60分をしてからの夕食。
夜にキルタンの時間がある日は、本当に早く一日が終わってしまいます。
ざっくりでしたが、アシュラムの日常を紹介してみました。
この夏は西の方に行ってきますので、引き続き荒tなインドの話題を更新していきます!!