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Hana ノ Namae

一本満足 イチヤクソウ

2023.07.29 08:54
(2023/7/23 岩手山)


一薬草(いちやくそう)

ツツジ科イチヤクソウ属/多年草


花の咲く頃に草1本まるごと採って乾燥させたモノを薬として用いたところから『一薬草(いちやくそう)』。

薬効は強心・降圧・利尿・急性腎炎・膀胱炎等。漢方では避妊薬としても使われるらしい。

生薬名は「鹿蹄草(ろくていそう)」。これは、咲いた状態の花の形が(特に横から見て)鹿の蹄に似ているところから来たものと思われる。


花期は初夏で6〜7月頃。

沖縄を除く北海道から本州・四国・九州までの、低山の林の中に生えている。

地面から伸びた深緑色で卵型の数枚の葉っぱの間から、背丈15〜20cm程になる花茎をまっすぐ上に伸ばして、直径1.5cm程の白いボウル型の5枚の花弁をつけた、昔のテレビゲームにあったパックマンというキャラクターにも少し似た丸っこい花を数個、斜め下向きにかぱっと大きく口を開いたような感じで咲かせる。


東北の山だと、もっと標高の高い亜高山帯や高山帯に登ると、同じ白花でも少し特徴が違う"カラフトイチヤクソウ(樺太一薬草)"や、ピンク色の花を咲かせる"ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)"が群生しているのを時々見られるが、低山の森の中でひっそりと咲いている白い花のこれが基本種(?)。

花言葉:恥じらい