ハートフル
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独創性とは、今までに誰も言わなかったことを言うことではない。
自分自身の考えていることを、ありのままに言うことである。ジェームズ・スティーブンズ
https://greenz.jp/2017/06/30/mindful_schools/ 【米・マインドフルネスは“ハートフルネス”へ。約9割の生徒の感情コントロール力がアップ! カリフォルニア発Mindful Schoolsの教育法に密着】より
突然ですが、あなたにとって学校とは、安全で心がつながる場所でしたか?
毎日の暮らしのなかで、強いストレスを抱えた子どもたち。暴力、いじめ、カンニング、テスト不安に不登校…と、それは感情障害という形で教室に現れます。生徒たちだけではなく、彼らと向き合う教師たちもまたバーンアウト(燃え尽き症候群)となって教壇に立つ意欲を失ってしまい、その結果アメリカでは教員職の高い離職率も問題となっています。
今日ご紹介するのは、これらの現状に対して、今話題のマインドフルネスを用いて心のつながりを取り戻そうという取り組み。
2007年、米カリフォルニア州オークランドではじまり、今や全米50州、世界100か国以上の小中高校でマインドフルネスを用いた教育法を指導している非営利組織「Mindful Schools(マインドフル・スクールズ)」。その実践と驚くべき効果について、インタビューを交えながらお伝えします。
トレンド発信地でありながら、銃声が鳴り響く。
表と裏の顔が共存する街で誕生。
話題のビストロ、フェアトレードの豆を使うこだわりのコーヒーショップ、エッジィなヴィンテージショップ…。全米有数の犯罪多発地域として悪名高いカリフォルニア州オークランドですが、そのイメージはヒップな街として移り変わりつつあります。しかし依然として深刻な銃犯罪、貧富の格差、ドラッグ問題、教育分野では学級崩壊を抱えているというのも事実。
社会的にも経済的にも人種もさまざまな人たちがともに暮らす街・オークランド。貧困層の子どもたちは日常的に怒号が飛び交い、銃声が鳴り響くなかで、肉体的、性的、心理的な暴力や貧しさによる不安定な日々を強いられています。そうでない家庭の子どもたちも「高い点数を取らないと」「良い大学に入らないと」との強いテスト不安を抱えています。
その鬱積した思いは、教室に現れます。暴力、いじめ、ウソ、盗みと目に見える形で、また鬱、強い不安感として彼らの心の内側に生じる場合もあり、大抵はそのふたつが複雑に組み合わさっています。
彼らと向き合う教師たちもまた強いストレスに苛まれ、現在全米における教員職の離職率は毎年20%以上。絶え間ないストレスが続く教師たちの間で心因性の鬱病の一種、バーンアウトが起こり、ガソリンが切れたように衰弱し切って教壇に立つ意欲を失ってしまうというのです。
そのような問題を抱えたこの地に2007年、メーガン・コーワン、リチャード・シャンクマン、ローリー・グロスマーの3名が非営利組織・Mindful Schoolsを設立しました。
Mindful Schoolsの教育法を用いた教員たちの98%がカリキュラムを推奨する。生徒に至っては、89%の子どもたちの感情コントロール力が増し、83%は注意力がアップしたとの報告が。(参照)
“今ここ”に集中し、抱いた感覚を受け容れて味わう。
マインドフルネスとは、呼吸を用いた心の処方箋。
ところで日本でも今話題のマインドフルネスとは、いったい何なのでしょう?
仏教マインドフルネス、世俗マインドフルネス、医療マインドフルネスなど、分野や実践の意図によってその解釈はさまざまですが、ひとことで説明するならば呼吸に意識を向けて“今ここ”に集中することで、自分の心を取り扱う方法といえます。
それは過去を悔やんだり、実際に起こっていない出来事や未来に囚われるのではなく、目の前の現実にしっかりと向き合う姿勢とも。抱いた感覚や気持ちを“良い悪い”と即時に判断せず、全てありのままに感じることを自分に許し、受け容れる練習をするのです。
もともとマインドフルネスは正念(サティ)といって仏教の涅槃(苦しみからの脱却)に到達するための8つの実践法のひとつですが、1979年にジョン・カバット・ジン博士が宗教的な文脈を省き、呼吸法を用いたマインドフルネス瞑想によるストレス低減法(MBSR)を開発。慢性疾患に悩む患者に適用することでMBSRによる治療効果を立証し、医療現場へと浸透させていきました。
以降、痛みの緩和だけではなく、ストレスや不安に負けない心をつくるための修養法として、職場におけるEQ向上(自分の感情を認識し、コントロールする能力、他者を共感的に理解する能力)、警察官のストレスケアに至るまで全米で広く普及しています。
マインドフルネス関連の書籍。禅僧・平和活動家であるティク・ナット・ハン師の『The Miracle of Mindfulness』。こちらは、全米における世俗マインドフルネスムーブメントの火付け役・ジョン・カバット・ジン博士、Google社からスタートし、ビジネス分野へとマインドフルネスを普及させたチャディー・メン・タン。患者と向き合う医療関係者のバーン・アウト対策のためのマインドフルネスとして、より強く慈悲の心を培うための内容を組み合わせた、スタンフォード大CCAREプログラムを提案するジム・ドーティ博士などに強く影響を与え、彼らのバイブル本となった。ジェフ・ウィルソン著『Mindful America』には、これらアメリカにおけるマインドフルネスの動向が詳しく書かれている
そんなマインドフルネスを教育現場に! と、浸透させた立役者がMindful Schoolsの創設者たち。「ある意味アクシデント的にスタートした」と語る彼らですが、きっかけは共同創設者のひとり、メーガンの尼僧としての体験でした。
僧院に住みながら子どもたちに礼儀作法の一環としてマインドフルネスを教えていたメーガン。子どもたちが呼吸に意識を集中させていくうちに、心身が穏やかでバランスの取れた状態へと変容していく…。その姿を目にし、彼女は洞察を得るのです。「このシンプルな呼吸を用いた内観法は、子どもたちの強い助けになるはずだ」と。
そして彼女に賛同した共同創設者たち、カリキュラム開発者、教育者たちが、小、中、高校生の子どもたちを始め、教師たちにマインドフルネスを教え、彼らを支え続けて今年で11年目となります。
ではマインドフルネスをいったいどのようにして学校で教えているのでしょうか。Mindful Schoolsでミーガンたちとともに教育カリキュラムを考案してきたコミュニティ・プログラム・マネージャーのクリスティーナ・コステロさんにお話を聞きました。
クリスティーナ・コステロさん
クリスティーナ・コステロさん
サンフランシスコ州立大学で心理学を学んだ後、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で社会学のMAを取得。9年間さまざまな環境で教育に携わった後、Mindful Schoolsでは教育プログラムの作成、プログラム教育者として携わる。
聞くマインドフルネス、食べるマインドフルネス。
子どもたちが体験しやすい形で、五感と心をつなげていく。
—教育現場の闇、その引き金である子どもたちや教師の強いストレス。なぜ彼らのメンタルケアにマインドフルネスが効果的なのでしょうか?
なによりもまず、マインドフルネスは心をいったん休止できる機会を与えてくれるからです。子どもたちも教師も、立ち止まる時間はつくらないと無いんですよ。常に交感神経が優位になって”いつでも戦える、逃げられる“と、心と体が戦闘態勢状態なんですね。
野獣を目の前にサバンナで狩りをしている最中なら良いのですが、慢性的にこの状態では心身が疲弊し、あらゆる不調が生じてきます。教室で席について授業が受けられない、不眠による居眠り、鬱や不安障害、校内や校外でのいじめや暴力などがその例です。
マインドフルネスによって呼吸に集中し、五感をフルに使い自分の内側の感覚に意識を向ける機会をつくってあげる。そして抱いた感覚を“正解”や“誤り”、また”良い“”悪い”と即時に判断しないスペースを感じてもらうんです。外側で起きる物事に自動操縦的に反応しないという“心の間(ま)”を持ってもらう。
そうすることで交感神経のスイッチをオフし、強いストレスから心を一休みさせます。その結果、次第に子どもたちと教師の心が整い始め、授業に向かう準備ができるようになるのです。
9〜10歳の生徒が描いた、マインドフルネスをした後(左)とマインドフルネスをする前の状態(右)について。マインドフルネス前は「ウルサイ〜!」「みんなが僕に怒鳴ってくる!」と強い怒りを感じていたが、2分間のマインドフルネス瞑想を行うことで心が整い、算数のテスト不安も「きっとできるよ」とポジティブな視点が持てるようになり、和らげられるようになったと書かれている
さらに低学年の子どもたちからは「マインドフルネスありがとうレター」が教師へ。マインドフルネスによって「ケンカをせず、お友だちと遊具を譲り合って一緒に遊べるようになった」、「とても心が静まるので、またしたい!」などの言葉が並ぶ
—具体的にはどのようにして子どもたちにマインドフルネスを教えていますか?
いきなり「坐禅を組んで瞑想をしましょう」と言っても、子どもたちには難しいですよね。そこで最初に子どもたちと行うのは、15分間の”マインドフル・リスニング(聞くマインドフルネス)“です。「一緒に教室を心穏やかにリラックスできる場所にしましょうね」と、行う目的も明確に伝えます。
まず教師が鐘を招き、お腹や胸に手をあてて体の中を出入りする呼吸を感じながら「完全に音が聞こえなくなるまで聞きましょうと」子どもたちと一緒に耳を澄ますのです。
そのときに大切なのは、目を閉じても閉じなくても良いと伝えること。強いトラウマを抱えた子どもたちにとって、暗闇は不安を誘う原因になるからです。
やがて音が完全に聞こえなくなったと感じたら、それぞれ手を上げてもらいます。そのタイミングに「遅い」「速い」と正解はありません。私たちは、マインドフルネスとはほかの誰でもない自分の感覚とつながってそれを信じる練習だと思うからです。「その手をゆっくり自分のペースで降ろし、そっとお腹に手を当てましょう」と子どもたちを誘導し、呼吸に従って膨らんだり凹んだりするお腹の様子をただ感じてもらいます。
このようにして教師と子どもたちが一緒になって互いに立ち止まり、15分間という平和な時間を共有するのです。
ほかにも”マインドフル・イーティング(食べるマインドフルネス)”といって、一粒のレーズンをしっかりと味わう練習をすることもあります。私たちはマインドフルネスを「これが正解だ」と型にはめて指導しません。それぞれの体験のなかにそれぞれの発見があると考えているからです。
16−17歳の生徒がレーズンを使った食べる瞑想を行う様子。口のなかに入れる前に手で触った質感、目で見た皺の様子、口に含んだらその風味の変化、唾液が口に広がる様子など、5感をフルに使って味わっていく。「早く食べてしまいたい!」など心に浮かんだ感情も気づきのひとつになる
マインドフルネスは“ハートフルネス”へ。
自分や相手の気持ちを感じ、心をつないでいく。
—マインドフルネスとは、漢字で”念“(今の心)と書きますが、日本語では心とはとても多様な意味を持ちます。形のない思いや気持ちであると同時に、心臓という肉体でもあり。さらにはマインド(意志、認識力)であると同時に、ハート(感情)という意味も併せ持っています。最後にMindful Schoolsにとってのマインドフルネスの定義を教えてください。
五感をフルに使うことで、自らの体験を通して世界とどう関わっているのか。それを教えてくれるのが、マインドフルネスだと思います。体内感覚に意識を向けて”今の自分“を把握し、体から得た感覚と感情を結びつけていくのです。
例えば、”朝食のシリアルを床に落としてしまった。では心と体がどんなふうに感じる? お腹が変な感じがする?”“親友がお誕生日会に招いてくれた。ワクワクして、ハートが温かくなった?”など、子どもたちがイメージしやすいシナリオを提示します。どんなときにどういう気分になって、ほかの誰でもない自分にとってそれがどういう気分なのかを呼吸に集中しながらより敏感に感じる練習をするのです。
スリンキーというバネ状のおもちゃを使って体と心のつながりを説明するユニークな方法もある。ガチガチと体を緊張させるよりも、リラックスして流れに身を委ねることで自由にバネが動く様子を子どもたちに体感させる。心に抱くストレスを和らげ、怒りや不安をなだめるのも同じだと体と心の連動を教える
また、マインドフルネスは同時に“ハートフルネス”であると思っています。ハートをフルにするもの、つまり私たちはマインドフルネスとはストレスを和らげ、最終的には思いやりの心を育むものだと考え、その思いを子どもたちと教師たちと共有しています。
私は2歳半と4歳の息子を持つ母親でもあるのですが、マインドフルネスを用いて思いやりを養う練習を一緒に行っています。例えば消防車のサイレンが鳴ったら、お皿を洗っていても宿題をしていても会話の最中であったとしても、それぞれに行っていることをいったん中断して立ち止まり、胸に手にあてて「全ての人が大丈夫なように」と祈ります。そしてサイレンの音が完全に消こえなくなるまでそれを続けるのです。
毎日の生活の中で数分間立ち止まる時間を設け、まずは自分に、そして周りの人へと優しさを育む練習。それがマインドフルネスだと私たちは考えています。
“マインドフルネスはハートフルネスへ“。これがマインドフルネス先端国・アメリカで主流になりつつあり、教育の現場でも生かされているマインドフルネスの捉え方でした。
マインドフルネスとは、ただテストスコアを上げるために集中力を増すためだけ、感覚を鋭くするだけ、のものではありません。子どもと大人が一緒にマインドフルネスを行ってお互いを“今ここ”に存在させ、つながりを取り戻すためのものなのです。
少しスマホに向かう心を一休みさせて、あなた自身、そして誰かとのひとときを心と体をフルにして味わってみませんか。すると想像していたよりもずっと、目の前の出来事はあなたにとって安全で温かく、優しいものなのかもしれませんよ。
http://www.asahi-net.or.jp/~nu3s-mnm/mainndohurunesu.html【マインドフルネス】
Facebook能村 聡さん投稿記事 【不自然さに気づく】
こんにちわ。暑い日が続きますが、いかがお暮らしでしたか?
人間も自然界に生きる生物です。そのことを忘れていませんか?
無理をすることは。とても不自然な行為です。自然界の動植物は無理をしません。生命力そのものに輝きとともに自然の中で生きています。
今、多くの人は自然から離れた環境で生活しています。人は、疲れを感じていても無理をして働こうとします。それはなぜでしょう?それは、私たちが不自然な食べ物を食べているからかもしれません。
収穫量を増やすために、化学肥料を使ったり。収穫物を虫の被害から避けるために農薬を撒いたり、効率を優先するため、狭い空間に鶏を閉じ込めて飼育し、生きた鶏を卵を産む機械のように扱ったり‥‥。あなたは、どのような、どのような食べ物を、どのような気持ちで食べていますか?
人生は『心磨きの愉快な旅』です。その旅をするために、不可欠なのが肉体です。肉体は『心(魂)』を収める大切な器なのです。
身体の健康は食べ物から、心の健康は感謝の気持ちから、さあ、自分の身体の声に耳を傾けて、自然の一部に戻り始めましょう。
Facebook石川 眞樹夫さん投稿記事記事
ホ・オポノポノアジアのニュースレターから、KR女史インタビューをシェアします。
【 たった一人のクリーニングが世界に影響を与えている 】
記者:現代社会では、たくさんの仕事や物事を抱えている人が多いですね。
わたしなども、いつも時間が足りないという悩みを抱えているのですが、アドバイスはありますか?
KR:ここで大切なポイントがあります。
自分の内なる子どもでもある潜在意識に対して、常に問いかけることをしてみるのです。
例えば、仕事がたくさんあるからといって、ただ遅くまで仕事をすることで物事がはかどるとは限りません。今、自分がなにをすべきか、という答えは、あなたの頭での判断、つまり表面意識の理解ではなく、潜在意識という存在が一番良く知っているからなのです。
本来わたしたちは、もっとクリーニングによって物事を行うようにしたいものです。
「これを今夜仕上げなければならないからそうするんだ」 といって自分に強いるよりも、もう一つの立場から問いかけて見てください。「わたしはこれを今晩中に仕上げようと思っているが、それがよいことかどうかわからない。だから、まず、クリーニングをして、その答えを受け取ってみよう」と。そうすることにより、最良の選択ができるようになります。いつもいつも「ねばならない」で自分と潜在意識を酷使するのではなく、最も良い状況とタイミングをクリーニングにより教えてもらうことが重要です。
なぜなら、「ねばならない」の態度は(わたしたちの内なる子どもである)「潜在意識」に対して、 とても辛くあたっていることになるからです。子どもはこうして一方的に物事を押し付けられることにより重荷を負わされるのです。
記者:よくわかりますが、多くの人が、ついつい自分の本心と違っていても物事に従ったり、「ねばならない」で、自分を酷使したりする傾向にあるように思います。
KR:そうやっていては子ども、つまり潜在意識がどんどん抑圧されてしまいますね。そのような人たちにも、もっと良い方法があることを知って欲しいですね。
例えば、ここに5時間かかる仕事があったとして、今それを遅くまですることがよいのか、明日やったら3時間で終わるからそれがいいのか、わかりませんね。
これは誰しもが勘違いしがちなポイントです。「今この瞬間にわたしが選択すべきことはなんなのか」という問いを常に潜在意識に問いかけて正しい答えをもらうべきです。
「どのタイミングで、なにをどのようになすべきなのか」を知ることが重要です。
そのためには潜在意識である自分の内なる子どもを大切にし、尊重し、良い関係を築いていなければなりません。
それは自分に優しくなることでもあります。
記者:ヒューレン博士の面白い体験をお聞きしたことがあります。
高速道路で運転していて目的地より2つも手前の出口で「今、高速を降りるように」という声が潜在意識から聞こえてきたそうです。でも、なにかの間違いだと思ってそれを無視していたら、程なく事故によるひどい渋滞にあって何時間も立ち往生することになったというお話です。あとで、潜在意識から「だから言ったでしょ。」といわれたのだけれど、その後しばらくの間、何もメッセージをくれなくなった、と。
KR:潜在意識と常にコミュニケーションをとって協力関係にあることが大事ですね。
わたし自身、仕事をしていて、クリーニングをしていると、時折「ここでやめるべきだ」という内なる声が聞こえてくることがあります。そうした時には、もう決して仕事に手をつけないようにします。たとえ肉体的な疲労を感じていなかったとしても、なにかもっと大きな不具合が後に起きる可能性がありますからね。
クリーニングをしていたならば、自分にふりかかるかもしれない様々な病気や事故を未然に防ぐことが出来ます。わたしの体験でも、そのようなことが数え切れないほどあります。
ここで、もうひとつの体験をお話しましょう。
ある仕事が目の前にあり、それは最低でも7時間はかかるというものでした。そしてわたしに与えられていた時間はたったの2時間。「こんなの無理だわ、できっこない」と思って一旦あきらめたのですが、とりあえずクリーニングをして、 潜在意識の助けを求めました。そして、気づいた時には、その山のような仕事を2時間で終えていたのです。今振り返っても、一体どのようにして、あんな神業のようなことができたのか、不思議でしかたありません。
記者:博士がクラスの中でおっしゃっていたことを思い出します。
「クリーニングをしてゼロになったならば、時間も空間も境界もなくなり不可能なことなど存在しなくなる」と。
KR:そのとおりですね。そして、もう1つ覚えておいていただきたいのは、ゼロというのは今のこの瞬間に存在するものです。ホ・オポノポノというのは毎瞬、毎瞬、ゼロになっていることを目指し、絶え間なくクリーニングをすることです。
一度ゼロになったから、それでいいのではなく毎瞬の今を大切にして、ゼロになるべく、クリーニングをするのです。
記者:ありがとうございます。最後にメッセージをください。
KR:日本の方々がホ・オポノポノに関心を持ってくださっていることは素晴らしいと思います。一人でも多くの人がクリーニングをすることにより、その人から浄化されて離れているメモリーは全ての人々から浄化されていっているのですから。
皆がクリーニングをしていることで世界の経済や、銀行問題、災害、など、いかなる出来事でも、それに関わるメモリーの浄化が進み、実際に貢献していることになるのです。ですから、一見とてもシンプルな生活を送っているだけに見える人でも、ホ・オポノポノのクリーニングを行うことにより、実際には世界に大きな影響を与えているのです。
一人ひとりの人がその人の立場でできるクリーニングをすることで、みんなが良くなることに役立っているのです。素晴らしいと思いませんか?ですから、わたしはホ・オポノポノに興味を持っている全ての日本の人、ひいては世界中の人々に対して心からお礼を述べたい気持ちです。
なぜなら彼等のクリーニングによってわたしにも世界にも好影響がもたらされるからです。
KR女史
「セルフアイデンティティー スルー ホ・オポノポノ(SITH)」創始者、故モーナ女史の一番弟子であり、19歳の頃から現在まで、およそ40年間にわたってホ・オポノポノを実践し続けている人です。現存する「SITH トレーナー」のなかでは、一番長くクリーニングをし、モーナ女史から直接指導を受けた数少ないトレーナーの一人です。モーナ女史よりボディーワーカーとしての役割を唯一引き継ぎ、現在、クライアントとして数多くの著名人が訪れています。また、ハワイでは不動産業を営み、経営者やコンサルタントとしての一面も持っています。
現在は下記の活動を行っています。
・KR女史 講演会
・KR 遠隔ボディーワーク
・KR ランドクリーニング
・KR 個人セッション