神宮の神話
2023.08.01 00:35
天岩⼾神話
天照大御神の弟神である素戔嗚尊は、
高天原の大御神を訪ねました。
大御神は荒々しい性格の弟にその忠誠心を問いただしたところ、
素戔嗚尊は、
高天原にある水田の畔と溝を壊し、
春の種まきや秋の収穫を妨げ、
また
大御神の神聖な御殿を汚し、
さらに
布を織る機屋に皮をはいだ馬をなげこむなど、
乱暴の限りを尽しました。
そのため、
大御神は天岩戸の中にこもられると、
世界は光を失いさまざまな災いがおこりました。
そこで高天原の神々は相談の末、
太玉命が八咫鏡と八坂瓊勾玉を榊にかけ、
天児屋命が祈りを捧げました。
そして天鈿女命が神楽を舞うと、
鶏が鳴き出し、
面白い舞を見て神々がどっと笑い声をあげました。
そのどよめきを聞かれた大御神は、
岩戸を少しお開きになると、
そのお姿が八咫鏡に写りました。
鏡に写る自分の姿を貴い神だと思った天照大御神は、
その姿をもっとよく見ようとした時、
隠れていた手力雄神がぐっと岩戸を押し開き、
世界は再び光と秩序を取り戻すことができたといいます。
これは
万物に光明をもたらす
太陽にも例えられる
天照大御神の
偉大なご神徳をなぞらえた物語です。
2023.8.1. 9:31