怒りの感情の裏の思いとは?
子どもが〇〇で、怒り爆発!!
子育て中のお母さんならあるあるですよね(^^;;
私も、たまに後悔しちゃいます…_| ̄|○
他にもあらゆる対人関係の中で湧いてくる感情かもしれません。
私は、アンガーマネージメント(怒りをコントロールする心理療法)についても少し勉強したことがあります。
怒りとは、期待と現実の相違によって生まれます。
つまり、自分はこれが「普通」「常識」「こうあってほしい」と思っている。
それなのにそうじゃない。
こういう時に、怒りが生まれます。
怒りの裏の自分の思いに気づくことで、その感情は和らぎます。
怒りは悪者ではなく、「期待通りであってほしい」という強い願望の裏返しであり、そんな思いに気づかせてくれる感情でもあります。
自分はこの人にこうあってほしい、と思っているんだな、という願望に気づいたら、どうやったらその理想に近づけるか、自分ができることを考えます。
その時、相手に「こうするべきだ」と押し付ければトラブルになりかねませんし、相手が理想と現実のギャップを埋めてくれるのを期待するのは他者をコントロールしようとしているため、理想的ではありません。
思いを上手に伝えたり、自分以外の考え方にも目を向けて、自分が普通と思っていることは相手にとっては普通じゃないのかもしれない、と視野を広げたりと、お互いに理解しあっていくことが必要です。
相手の考え方や行動を他人が変えることはできませんからね(^^;
アドラー心理学で、「課題の分離」という、円滑な人間関係のために大切な概念がありますね。
他者の領域には踏み込まない。
他者を自分の思うように変えようとしない。
どんなに近い相手でも、肉親でも、例外はありません。
例え子どもであっても、親の思うようにコントロールすることはできないんです。
もちろん、もしもこんなことになったら大変だから!と心配になってしまいますよね。
もし、勉強をしなくて目指している学校に入れなかったら…!とか、そんなことも気になりますが、最終的にその結果を受け取るのは本人です。
なので、たとえ親であっても踏み込むことはできないんですよね…!
親は良かれと思って、こうなってほしい、こうしておくべき、と思いがちだと思います。
ですがそれが子どもをコントロールすることに繋がってしまうと、子どもの課題に踏み込んでしまうことになります。
もちろん、〇〇すればこんな結果になる可能性があるよ、とか、これをしていれば将来こんな道も開けるかもよ!など、子どもの視野を広げる助言をしたり、いろいろなことに興味を持ってもらうために環境を整え、子どもがやる気になったらいつでも援助できる用意があるということを伝えておくのは大切です。
ですが、必ずこうなって!!こうして!!
なんでしないの!!💢
というのは、親のエゴになりますね(^^)
ちなみに怒りの感情のもっと奥底には、
悲しみ
恐怖
の感情が隠れているみたいですよ。
自分のことを分かってもらえない悲しみ、不安、さらには孤独の恐怖など…
そんな感情を感じたくなくて、怒りにすり替えていると、心理師の方が話していました。
私もそんな自分を受け入れつつ戒めつつ、自分の考えを整理するためにブログに書きました。
最後に、人間だもの、うまくいかないこともたくさん。
そこは責めすぎず、ちょっとずつ進歩していけると良いなと思います♪