カブトムシ・クワガタの飼い方(成虫)
カブトムシもクワガタも夏の虫ですが、実は暑さに弱いので直射日光が当たる場所での飼育は避けましょう。風通しの良い日陰が最適です。
特にミヤマクワガタ等の標高の高い場所に生息している昆虫は涼しくしなければなりません。
飼育ケース
成虫の場合は、カブトムシもクワガタも同じ飼い方で問題ないと思います。基本的には、虫かごにマットを入れて転倒防止に朽木や餌皿をいれて完成です。
私の場合は、底にくぬぎマット(オガクズ)お入れて上にハスクチップを敷いて転倒防止の木を入れています。
コバエの発生や侵入を防ぎたい場合は、コバエシートを挟んでいます。
新聞紙や、キッチンペーパーでも代用できます。
乾燥しすぎると、附節(足)が取れてしまったりするので霧吹きで水をかけるなどして気お付けましょう。
マット
マットは、厳密には広葉樹を粉砕して発酵させたものです。
いろんな種類、価格帯がありますが、成虫を飼育する分には何を使っても一緒だと思います。マットを使用する場合はコバエが発生するので、嫌な場合はハスクチップ(ヤシなどの皮)を使います。
他にも新聞紙やキッチンペーパーなどを湿らせて使ってもいい様ですが、試した事はありません。
ダニ
昆虫の体にダニが付いていると弱ってしまう事があるみたいですので、歯ブラシ等で落としましょう。
市販で昆虫用のダニ避けスプレーや針葉樹のマットも売っています。
針葉樹のマットは昆虫への影響は解りませんが、ダニやコバエが寄らなくなります。
エサ
エサの昆虫ゼリーも価格帯が色々ありますが、値段高ければ食べるという訳ではない様な気がします。
100均のゼリーでも問題ないと思いますが、昆虫にも多少好みがある様に感じます。
ブリードしたい人は、KBファームのプロゼリーが有名なのではないでしょうか?
良く果物をあげる人がいますが、水分が多いものは避けましょう。
あげても良い果物
リンゴ
バナナ
モモ
ナシ
熟していないパイナップル
ダメな果物
スイカ
メロン
きゅうり
栄養価が低く、水分の多いものは適しません。
また、カブトムシはいっぱいエサを食べてくれますが、クワガタが割と少食ですので何日もエサを取り替えないでいると悪くなってしまったりカビが生える場合があります。
カブトムシは割と平気なんですが、クワガタが結構綺麗好きのようでマットやケースが汚れていたり、エサが悪くなっていると食べてくれなくなりますので、なるべく綺麗な状態で飼育しましょう。
参考になれば幸いです。