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釜ヶ崎地域合同労働組合

大阪府職員芝証人のウソを許さなかった大阪高裁の裁判長

2023.07.31 12:41

 大阪高裁は6月14日、大阪府、大阪労働局(国)がセンター駐車場の北西付近に設置された監視カメラを団結小屋に向けた行為は、肖像権の侵害(プライバシー権の侵害)、労働者の団結権の侵害であると認め、そのカメラのレンズにゴム手袋等をかぶせたことは正当防衛として、控訴していた3名に無罪判決を下しました。その判決が確定して1か月を過ぎようとしています。大阪府職員芝証人のウソの証言を見抜いた判決文の続きを明らかにしてゆきます。

 

(b)また、防犯対策の検討の契機となった放火事件は、旧センターの北西側敷地内と東側の2か所で相次いで発生したものである。その発生の経緯、位置関係等に照らせば、同一犯による犯行である可能性も十分に想定されるから、同種放火事件の発生を効果的に防ぐためには、北西側のみならず東側も併せて防犯対策を講じることが不可欠であり、かつ、入院患者等への人的被害の防止という意味では、医療センターの入口のある東側の防犯対策がより重要であったともいえる。

にもかかわらず、芝は、2か所の放火現場のうち北西側のみにつき防犯対策を講じることとし、東側については防犯カメラの設置等の具体的な対策は検討しなかったことを自認している。

 この点、芝は、東側でも放火事件が発生したことも聞いていたが、放火現場は、旧センターの敷地外であると報告を受けており、大阪労働局との協議の中でも東側に防犯カメラを設置するとの話は出ていなかったなどと供述する(芝・2回・36から38頁)。

しかし、そもそも、芝は、放火事件の発生場所については、口頭で報告を受けたにすぎず、その正確な場所を把握していなかったことがうかがわれる上、仮に、東側の放火現場が旧センターの敷地外であったとしても、旧センターの建物や敷地に火が燃え広がる危険があることには変わらず、一旦燃え広がってしまえば、医療センターの入院患者等への人的被害の危険は、北西側敷地で火災が発生した場合以上に大きいといえるから、現に発生した放火の現場が偶々旧センターの敷地内であったか、その隣接地たる敷地外であったかという一事によって、旧センターの管理責任を負う大阪府による対応の要否が直ちに左右されるとは考え難い。

 また、この点を措くにしても、芝が、医療センターの人的被害を真に懸念していたのであれば、北西側のみならず、東側でも適切な防犯対策がとられることに強い関心を抱き、医療センターを運営、管理し、かつ、東側敷地に隣接する道路等を所有管理する大阪市と防犯対策を協議しようと考えるのが自然であり、そのような協議の妨げになるような事情もうかがわれないのに、大阪市との協議は行われていない。

  (以下続く)

 




違法と判決された監視カメラ

吉村洋文大阪府知事は、不当に逮捕された6名と団結小屋を出入りしていた人たちに直接謝罪すること


7月28日、吉村洋文大阪府知事に抗議と謝罪を求める要請文提出


 7月3日大阪府庁舎本館前に結集し、センター駐車場の監視カメラのレンズにゴム手袋等をかぶせた件で、無罪の判決を得た3名を含む20名あまりの人たちが、大阪府吉村洋文知事に直接謝罪を求め、声をあげました。

 吉村知事は知事室にいたにもかかわらず、姿を隠したままほっかむりを決め込みました。大阪府の職員は、私たちが立ち去るさいに「組合(釜合労)に連絡します」と言っておきながら、1か月間知らん顔を貫いています。そこで7月28日、大阪府庁舎本館で広聴グループの人たちに以下の申入れをおこないました。

 


抗議と要望

2023年7月28日


大阪府知事 吉村洋文 様


釜ヶ崎地域合同労働組合

執行委員長 稲垣浩

大阪市西成区萩之茶屋2₋5₋23

釜ヶ崎解放会館1階

電話06(6631)7460

ファックス06(6631)7490


釜ヶ崎公民権運動

代表 大谷隆夫

大阪市西成区山王2‐4—9

電話06(6647)8278

 

 総合センター敷地内に建てられた団結小屋に監視カメラが向けられたことに対し、その監視カメラのレンズにゴム手袋やレジ袋をかぶせ見えなくしました。

 大阪府は威力業務妨害で告訴し、6名が不当に逮捕され4名が起訴されました。

 しかし2023年6月14日大阪高裁は、正当防衛と判断し控訴していた3名は無罪との判決を下しました。

 大阪府が監視カメラを団結小屋に向けたのは肖像権の侵害(プライバシー権の侵害)、労働者の団結権を侵害した違法行為であるとし、これが確定しました。 

 そこで以下の2点を要請します。

1,吉村洋文大阪府知事は自らの違法を棚に上げ、それを防止した人たちを威力業務妨害で告訴したことを反省し、直接謝罪する事

2,4年以上も団結小屋等を監視し続けたその監視カメラを撤去すること

以上



 なお、抗議と謝罪を求める書面には書いてありませんが、対応した広聴グループの職員には口頭で①8月10日までに文書で回答すること②大阪府庁舎において知事が直接謝罪する部屋を設けることも要望しました。

 


 

花咲かじいさんの花壇

 梅雨が明けた後は雨が降らず高温が続いていますので、約1時間、朝の水まきを続けています。ひまわりも成長し、萩の木も大きく枝を広げています。花が終わって種をつけたタチアオイがはじけ、こぼれた種からたくさん芽が出てきました。来年が楽しみです。

 



今後の予定


8月23日(水)午前11時

大阪地裁1007号法廷 

定額給付金裁判判決

 




2023年7月31日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23

釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

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