【参加者募集】8/7(月)「我が国の精神を学ぶ~古き和歌・俳句から感じるみやび~」
日本の国に住み、日本語で生きているわたしたちは、そもそも、情に篤い民族でありました。
鋭い知性や猪突猛進的な意欲よりも、風雅(みやび)な情緒を重んじる民でした。
それは、どこから生まれて来た民族性なのでしょう。
この四季の豊かな恵みのもと、四方を海で囲まれ、地政学的にも安心・安全な暮らしを営んで来ることができたわたしたちは、おのずから情の細やかな民として生きて来ました。
そのひとつの表れが、国語芸術としての和歌や俳句です。
それは、こころの奥底に湛えられた情の複雑な営みが、季節に沿った自然の営みとひとつになって、大仰さや自己顕示欲など無駄なものはすべてそぎ落とされて、短く凝縮されたことばの芸術です。
そこには、そもそもの日本人の精神が素直に、かつ、高い次元で表現されています。
いくつかの古い和歌や俳句を味わってみましょう。
言語造形ということばを話す芸術をもってその味わいを嚙みしめたいと思います。
日本のことばとは、そもそも、情報を処理する知性に訴えるものとしてよりも、情に細やかに安らかに活き活きと働きかけるものであることを、理屈よりも、からだで実感できればと願っています。
午前の部は、4歳の男の子を子育て中のお母さんで、仙台市政の場で活動を始めることとなったアントロポゾフィーハウス宮城スタッフの大河原が、選挙戦の中で感じたことや、これからどう仙台の地、またそれぞれの地域から未来を創っていくことをはじめるか、皆さんと共に語らいたいと思います。
ぜひ、奮ってご参加下さい!
アントロポゾフィーハウス宮城 言語造形担当 諏訪耕志
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●日時とプログラム:
2023年8月7日(月)
<午前の部>
10時~11時半
対話「日本の未来を創ることを仙台から、足元からどうはじめるか」
大河原芙由子
11時半~12時15分
昼食(ご持参ください)
<午後の部>
12時15分~14時30分
言語造形『我が国の精神を学ぶ ~古き和歌・俳句から感じるみやび~』
諏訪耕志
●場所:
宮城野コミュニティセンター・大広間(仙台市宮城野区萩野町2-13-10 )
●参加費:
ご予約 3000円 当日 3500円
(当日受付時にお支払いお願いします)
申 込:フォームよりお申し込み下さい。
持ち物:
・筆記用具
・飲み物(通し参加の方は昼食)
*動きやすい格好でお越しください。
講 師:諏訪耕志(ことばの家)
1964年大阪市出身・在住。1994年よりルードルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座などを通して活動中。2004年より、言語造形のアトリエ「ことばの家」を主宰
言語造形とは
ことばの本来的な要素であるかたち、動き、間合いなどを、人間に相応しく、我が身をもって、意識的に創造していこうとする、言語芸術。「ことばを話す術・語る術」に取り組む時、人は必然的に、「わたしという人間」に取り組むことになります。その人の生命が、こころが、精神が、ことばに満ちる時、ことばはことば本来の輝きを取り戻し、人が人本来の輝きを取り戻します。
※キャンセルポリシー
開催日1週間前までキャンセル無料。それ以降、お休みされる場合は、お友達などにご紹介ください。ご紹介いただけない際には、恐れ入りますが参加費の50%をお振込みいただきます。
※お子さんの同伴について
集中して学びを深めていただくため、1歳以上のお子さんの同伴はご遠慮ください(0歳から1歳までのお子さんは同伴いただいて大丈夫です)
主 催:アントロポゾフィーハウス宮城