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RIVALS EYE【エキシビジョン:演劇ユニット衝空観】

2023.08.01 04:18

RIVALS EYEとは

ライバル達が熱いホンネをぶつけ合う

30リーグ参加団体による公式戦の観戦リポートです

今回はエキシビジョンマッチとして上演された

『MoreGoofy's×D地区』の

D地区『おかえり未来の子』を

演劇ユニット衝空観がレポート

はたしてライバルはこの作品をどう観たのか?

【演劇ユニット衝空観レポート】


D地区の皆さんお疲れ様でした。

最初はごく普通の成人男性の日常風景と思って見てました。

久しぶりに友達と会って、何気ない会話で思い出話に花を咲かせる2人のやりとりがクスッとくる気持ちの良い印象でした。

登場人物が増えていくたびに物語の歯車が噛み合って、そのキャラクター達が抱えてるしがらみが浮き出てくるたびに勝利を演じる髙谷さんのお芝居を観て、自分が今まで抱えていたモノを思い出して、人間は思い切った事が出来る人と出来ない人がいるって改めて思いました。

自分自身の考えや性格を変えるのは難しくて、頭では分かっていても周りの環境でその行動に移せない。

諦めてそのレールの人生が楽だと思ってしまう。自分を肯定してくれる人がいたとしても小さい頃からその世界で生きていると自分を中々変えれない現実がある。

自分の居場所を探して、知らない街で人と出会い色々な事を経験して学んで、自分はもっと上のステージにいける自分は変われたと思っても他の人を見ると、自分は本当にこれでいいのか「この場所にいても良いのか」と考えてる。

長々と文章書いていますが、僕のこの話は正直どうでもいい。

作品を観て感じたのは、逃げられない人がいる。

色々なしがらみに囚われてる人がいるけど、正直思ったことは「どうでもいい」誰がどうなろうと、その瞬間は可哀想だとかその境遇は辛かったねって思ったとしても結局のところ第三者は、数分後にはその事に興味がなくなり忘れてしまう。

作品の中で安倍さんが亡くなったって勝利が言った後の妙子の「どうでもええわあ」を聞いた時になるほどって思いました。

登場人物が置かれてる状況、書いた人達の置かれてる状況を全部ひっくるめて「どうでもいい」って作品を完成させた方々が言ってるのが面白いと思いました。


演劇ユニット衝空観 亮介


※今回のRIVALS EYEはチェアマンより「MoreGoofy'sは30リーグ参加団体ではないので感想は書かなくても良いですよ」と各団体の皆さまにお伝えしています。