夏休みの宿題スケジュールについて!特に二期生の子に見て欲しい学校の夏休みHWの終わらせ方
夏休みが始まる前から、「夏休みの宿題終わった」という子も増えてきた昨今。
夏休みの宿題の内容は、学校によって結構バラバラですが、例年の人気宿題はやはり健在。人権作文や読書感想文、漢字や数学のワークに、自由研究といったものたちですね。
2期制の学校では、夏明けに期末テストもあります。宿題とテスト勉強のダブルパンチが襲ってきます。受験生はさらに受験勉強(学力育成)も併せたトリプルパンチですね。早め早めの準備が欠かせません。
そこで今回のテーマは「夏休みの宿題の終わらせ方」。もちろん僕の個人的な意見ですので、参考程度にご覧いただければ幸いです。
なお、以下に記載したのは「なかなか計画的に勉強を終わらせるのが難しい」という生徒向けの情報です。自分でしっかり計画が立てられる生徒は、それを実行し、成功や失敗を経験したほうがベストです。
夏休みの宿題の終わらせ方 オススメ技
結論から申しましょう。
夏休みの宿題の終わらせ方のオススメ技は、「早く終わるものから終わらす」です。
以下に手順を記しておきますね。
- 全宿題を並べる
- 自分の感覚でわかれば「早く終わりそうなもの」順に並べる
- わからないものがあれば友達や先生に聞いて「早く終わりそうなもの」順に並べる
- 「早く終わりそうなもの」から手をつけていく
- 随時変更は可能だが、基本は「早く終わりそうなもの」から終わらせる
詳しく説明していきましょう。
まず全ての宿題を目の前に出します。ワークやルールが記されたプリントをとりあえず全部並べましょう。ここで自身のやることを可視化するわけですね。既になくしたものがないか、ここで確認もできます。
それをまずは自分の感覚で「早く終わりそうなもの」順に並べます。右からでも左からでも構いません。基本的には、漢字のワークなど作業系が「早く終わりそうなもの」で、人権作文や読書感想文などが「早く終わらなさそうなもの」とされることが多いです。稀に逆の子もいます。
自分で考えるのが難しければ、家族や近くの大人や友達に意見を聞きましょう。とりあえずで構いません。どんな手を使おうと、並べたもの勝ちです。
並べたら、やるのみです。とりあえず端にある「早く終わりそうなもの」に手を付けましょう。1ページでもやれば気持ちも乗ってきます。2ページ、3ページ、どうです?やってみたら、そんなに苦じゃありませんよね。
それは脳の仕組みとも関係していますが、ここでの詳しい説明は省きます。詳しくは後ほど。とにかくまず「早く終わりそうなもの」を終わらせましょう。
終わった宿題が出てくれば、達成感も得られて一石二鳥です。「宿題を終わらせられた」という成功体験で、次の宿題へ取り掛かる心のエネルギーが充電されるわけですね。そうやってどんどん次へ次へと立ち向かっていけます。
上記の通り、途中での順番変更ももちろん可能ですが、実は順番はそんなに重要ではありません。とっかかりやすいように並べただけなので、やり始めたら順番にそんなにこだわらなくても大丈夫です。
なぜその方法が良いのか 3つの理由
さぁ、それではネタばらし。なぜこの「早く終わらすものから終わらす」やり方がオススメなのかを説明します。理由は3つです。
まず1つ目。それは「手を付けやすいから」です。人間は感情の生き物。「あんまりやりたくないもの」に対しては、なかなか自ら手が動きません。そんな時は、「自由にやってごらん」より「こうやって」と言われたほうがスムーズに行動に移せます。
何でも、最初の重い腰を上げる時に一番パワーがかかります。重い腰をヨッコイショと上げさせるために、あえて細かい順序を指定したわけです。
2つ目の理由は、「とりあえずやってみればもっとやりやすくなるから」です。人は、やればやるだけ、そのやるものに対しての抵抗が減っていきます。同じことをするでも、消費する勉強力が少なくて済むようになるわけですね。今回で言えば、宿題に触れれば触れるだけ、宿題に触れる時のパワーがかからなくなるのです。
また、脳の仕組み上「やる気は何かをやれば出てくる」というのが定説です。1ページやってみると、2ページ3ページとやれるのはそれも要因の一つです。どうせなら、脳や気持ちの力も有効活用したいですよね。
加えて、終わった宿題が出てくれば、達成感から次の宿題へも手を伸ばしやすくなります。
3つ目の理由は、「強い敵には身軽な成長した状態で挑みたい」からです。あえてRPG風に喩えてみましたが、ここでの強い敵とは、「早く終わらなさそうな宿題」のことです。
強い敵と対峙する際には、なるべく他のことは考えたくないですよね。ボスと一緒に雑魚モンスターを相手にするのは面倒です。同様に、「早く終わらなさそうな宿題」に立ち向かう時は、「早く終わりそうな宿題」はスッキリ片付けた後のほうが、気持ち的にも物理的にもスムーズです。
また、強い敵とはやっぱりレベル上げをした後に戦わなくちゃですよね。勇者であるあなたは、「早く終わりそうな宿題」でしっかりレベルを上げて、「早く終わらなさそうな宿題」に勝負を挑みましょう。
以上が、3つの理由です。
終わりに
冒頭にもお伝えしたのですが、二期生の子だと休み明けにはテストが待ち受けます。
そのテストの対策をしたい夏休み後半に、まだ宿題がたんまり残っていると、テスト爆発の布石になります。爆発は比喩ですが、あんまり良くない点数をとってしまうということです。
できればお盆前には宿題を終わらせましょう。そして後半はしっかりとテスト勉強しましょう。科目数も多いですしね。
ワークなど、テスト勉強にも直結する宿題なんかは、夏休みの前半にやって、テスト対策として後半にもやれば、記憶にも定着しやすいですよね。
夏休みは毎年やってきます。夏休みの宿題も毎年出ます。宿題のやり方に関しては、やるものを日数で割ってやったり、並行してやったり、全部管理してやったりと色々試したのですが、現在一押しの方法は以上のものになります。さらにいい方法を絶賛募集中です。
最後に、それこそ「早く終わらなさそうな宿題」の第一候補、難関「読書感想文」のやり方を以前書いていたので共有して終わりにしましょう。
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