夏期講習7/28
[小6]
午前中の英語にも来ていた子は、
最大で7時間の長丁場でしたね。
私も本当に体力を使いました・・・。笑
さて、国語です。
土曜日のメンバーは国語が得意な子が多く、
早い子はかなりの速度で解いていました。
この難易度にも耐えうる力をすでに
備えていたんだなぁと感心をしました。
金曜日のグループもそうだったのですが、
正答率が思ったよりも高く、粘り強く
1学期間国語に取り組み続けて来てもらった
成果がそこにあらわれているように感じました。
次は算数。
思ったより早く授業が終わってしまい、
課題の演習まで時間を取れましたが、
なんとその30分の間にテキストの課題が
全て終わってしまう子もおりました。
なんという速さでしょう・・・唖然とします。
6年生の時期というのは、子どものポテンシャルが
これまでよりも一層、目的意識と共に
開いていくように思えます。
授業で解説した事柄も、もう自分専用の
解き方でさっさと捌いてしまう小慣れ感も見られ、
もう算数という教科はおもちゃでしかなくなってきています。
あとは比と比にまつわる図形問題を解き終えれば
あとは何だって自分の頭で考えて解決していける
入試対策期に突入してゆくことになります。
長きに渡る下準備の時期ももうすぐ終わりますね。
そして、歴史。
授業ですでに安土桃山時代を終えている学校が
ほとんどですが、その歴史に裏側について、
どういう理由でそのような歴史になったのか、という
ことについて資料にまとめ、話をし続けています。
今日も、私が1を話すとその何倍も
質問をして来たり、自分の持っている知識を
お話ししてくれたりと、非常に情報交換が活発でした。
[中1]
今日は数学は方程式の利用の濃度の問題まで終わりました。
次回、割合の問題が終了すれば、方程式の利用の領域が
全て終わることになります。
はっきり言って方程式は一定程度の基礎は指導できますが、
あとはいろんな振り回しに対応できるくらいに演習を
独自に積んで研究をしてもらうことです。
そして、英語です。夏の教材が結構進んできましたので、
その小テストを進めていくことにしました。
今日は、100点が2名、98点が1名。
まあ、初っ端のUnit1くらいの内容なので、
これくらい取れていないとヤバすぎるくらいの
簡単さです。以降のテストの中で満点を取れない
ものがあったとすれば、その領域は改めて
研究をし直していく必要があります。
そして、夏の教材の理科が終わりました。
私立生は課題テストに向けて、公立生は
実力テストや期末テストに向けて、
ウイニングの演習をスタートしました。
私立生(成穎)はウイニングサマーが配布されたと
思いますが、夏の教材ということもありまして、
正直問われているものは厳選されていて、
もっと周辺的な細かい知識を拾い直して
学習していくような演習も必要不可欠です。
「小学6年生は死ぬほどやってる。
君たちも一定程度は暇だよね。
じゃあ、いけるね。上級生が下の学年より
努力していないなんて恥ずかしいもんね。」
私はいい笑顔をこの子たちに向けます。
社会の夏期標準新演習が終わってしまいましたら、
社会もウイニングの課題をスタートさせていきます。
[中3]
毎週定期課題を提出し、授業では演習を積むという
とても地味なコツコツコツコツとした学習を続けます。
小学6年生の受験指導とは異なり、中学3年生はすでに
考える道具をたくさん持ち、自分で調べて学習でき、
自分で考えて学習をできる力を持っています。
よほどこの子たちの認識を誤らせるような応用とかが
ない場合は、とにかく夏休みは積んで、積んで、積んで、
穴のない綿々たる知識を身につけていくことです。
この子たちについて、応用力に関してはかなり信頼をおいています。
足りていないのは間違いなく知識面での抜けであり、
しかもそれは特定の領域にあるのではなく、
あらゆる領域全体に散らばっているものです。
それを全部!詰めていくために、夏休みの時期にとにかく
重視しているのは、基本事項についてひとつ足りとも
認識に誤りなく正答を重ねられるような、地力です。
[高校生]
今日は高校3年の生徒が1名、高校2年の生徒が2名
学習に来ていました。
知識が飽和しまくってて、発散しまくらなければ
気が済まない中学受験生とは異なり、
心静かに、目の前のことに向き合い続ける高校生の姿。
年齢・学年が上がってゆくにつれて、
学習スタイルも大人になってゆきます。
小学生たちを見ていると、このようになれるのかどうか
本当に疑わしく、もしかしたらずっとこんな風に
知っていること、考えたことを発散し続けながら
私との時間を過ごしていくのかもしれない、と思ったり、
やっぱり思春期に入ったり、自分で明確な目標を持ったりしたら
今の高校生みたいに変わっていくのかもしれない、と思ったり、
そういう楽しみもあります。
今日、最後に現れた高校生が、自分で学校課題をスケジュール化して
見せてくれ、「この期間は余裕があるので、数学に取り組みます。
どんなことをしたらいいでしょうか?」ということを質問してくれました。
そこまでを考えて、早め早めに計画をし、課題を進め、質問に
来てくれたということが嬉しかったのです。
その子は西高生です。高校3年生の西高のカリキュラムを見ていると、
やはり青チャートから逃げていては授業についていくのが
難しくなっていくだろうということも、今年の高校3年生の
学習を見ていて直感しました。
また、志望する大学名を見ても、とても傍用だけやっていては
二次に対応できないということも分かりきっています。
点数としてはほとんど最下位にいますが、
能力としては低くなく、やはり西高に合格しただけはあります。
そのポテンシャルを生かし、短い期間で対策可能な項目を整理し、
方法を考え、得点アップに確実につながっていくように、
こちらも明日のうちに計画、準備をしていきます。