子どもの料理デビュー! 包丁は何を買うべき?
こんにちは。 料理家の戸根みちこです。
大田区久が原の家庭料理教室 MICHIKO’s Cooking 主宰、
リトルコックこども料理教室主宰、
わしょクック認定講師です。
幼稚園生だったり小学校低学年だったり。
「おりょうりてつだいたい!」
「おやさいきってみたい!!」
子どもたちのそんなタイミングに、何をどうすればいいのかな?と
困惑する親御さん、多いのではないでしょうか。
「子どもに大人の包丁を持たせるのは危ないかしら?」
「子ども包丁を買うべき??」
↑
こんなやつね
色々と悩むと思います。
小学1年生から中学2年生まで、延べ100人以上の生徒さんを見てきた私の考えとしては
「必ずしも、子ども専用の包丁は必要ない」
です。
もちろん、専用の包丁を持つことで子どものモチベーションが上がるという一面もあるので、
そういう視点であれば買うことを推奨します。
ただ、必ずしも先が丸かったり、切れ味が鋭くないものを選ぶ必要はないと思っています。
包丁というのは元来危ないもの。切れるもの。
切れない包丁で慣れてしまう方がよっぽど怖いと思っています。
「包丁を持たせるなら、必ず切れる包丁で」
これ、私が皆さんにお伝えしていること。
手を切ってしまうこともあるかもしれません。
怖いですよね。
でもね、それって大人も同じですよね。
痛い思いをしたら次はケガをしないように気をつけます。
その学びがとっても大切。
その前提を踏まえて、私が子どもレッスンで使っている包丁がこちら。
victorinoxのシェフナイフ
何がいいって、
まずは
軽い
子どもに持たせるのに重い包丁はできるだけ避けた方がいいです。
こちらの包丁は、とにかく軽い。
そして、
価格がお手頃
これに関しては賛否両論あると思いますが、Amazonだとだいたい5000円切った価格で購入できます。
そして、子どもにとって嬉しいのが
カラフルな色がそろっている
点。
先に出した写真は黒のものですが、ラインナップは様々な色があります。
victorinoxはスイスの会社なので、日本にはない色味ですよね。
私は元々victorinoxの包丁を使ったことはないのですが、お仕事で使わせていただいて以来
愛用しています。
幼稚園生から小学校低学年くらいの手の小さいお子さん向けには、上でご紹介したものでなく
果物をむいたりするとき用のペティナイフがおすすめ。
ペティナイフなのでとてもコンパクト。
刃先が短いのでコントロールしやすいです。
もちろん切れ味は抜群。
きゅうりやバナナを切る練習などをこのナイフで始めたら、包丁を使うことに自信がつくと思います。
もちろん、大人が使うのにもとっても使い勝手がいいのです。
私は包丁好きなので色んなメーカーや作家さんのものを何本も持っていますが、
子どもたちにメインに使ってもらっているのはご紹介したvictorinoxのナイフ。
いわゆる「子ども用」というわけでないので、子どもが成長しても使える点もいいと思います。
もちろん他のメーカーのでも全く問題ないですが、
・軽いこと
・切れること
は重視して選ばれると失敗がないかと思います。
お子さんのお料理デビューのご参考にしてください♪