ダイナミックプライシング
2023.08.03 00:50
えんの家では、お盆の繁忙時にダイナミックプライシングを導入することにしました。
ダイナミックプライシングとは、同一の商品やサービスを状況に応じて別の価格で提供をすることです。
時間によって価格が変わる高速道路とか、ラッシュ時間外だと安い定期券とか、立地によって価格が変わるファストフード店とか。
ダイナミックプライシングの目的はその価格の違いにより、混雑の緩和とか、店舗の立地などによるコスト差の解決とか、いろんな目的があると思います。
まあ、ダイナミックプライシングなんて新しい言葉を使ってみたけど、えんの家においては要は繁忙時の価格と平日価格を変えるという方針です。
最近、お店を営業していて感じている悩みは売上の波の幅が大きい、大きすぎることです。
閑散期、平日にお客様は訪れず、休日、特に観光シーズンには驚くほどお客様が来店される。
このため、昨年から繁忙時期の土日祝日のみ、アルバイトスタッフを確保するようになりました。
ただ、いくらお客さんが押し掛けると言っても、お店の規模、来客者数と価格設定では、繁忙時のスタッフの人件費を確保できるほどの利益を上げられないのが現実で。
価格を上げることで休日のお客さんを遠ざけたいという意図ではなく、休日、特に繁忙時期のスタッフの人件費などを賄うことを主な目的として、ダイナミックに価格に転嫁することにしました。
ということで、人件費が増加する連休などの繫忙時には、通常の価格より高く設定することにしました。
平日の価格は変更しないか、むしろ価格を下げる方向で検討していこうと思います。