白樺のカゴ作り
7月24日に白樺のカゴを編むワークショップに参加してきました。
写真は講師としていらしていたMin Faborit Design YKRの太田さんによる作品の数々。
どれも素敵ですね。私も上手に作れるかしら?・・・過去に何度か他のワークショップで編んだ事があるのですが何故だか部材を引きちぎってしまう顛末。→白樺の樹皮で編み物
今度は無事に完成しますようにという願いもむなしく見事にぶっちぎり、参加者の中で一番遅く完成しました(継ぎ足しに時間がかかりました)。
編みあげているうちにゾーンに入り調子に乗って来たところでブチっとしてしまう癖があるようです。きっと白樺の神様に調子に乗りすぎとたしなめられるのでしょう。でも完成できてよかったです。
これは過去に編んだものと一緒に並べてみました。奥の背の低いカゴが4、5年前に、フィルターケースとポットマットが2年前。自宅でいつも見ていると気がつかないものですが、色のコントラストが強くなっていて、経緯変化に改めて嬉しさを覚えます。白樺の小物は目をひく派手さはなくとも自分と一緒に時を重ねる変化が楽しく、飴色になっていくことも嬉しくてついつい手に取ってしまうのです。
ティータイムFikaでは人参フレーバーの薄いブレッドといちごとルバーブのジャムがふるまわれ、心地よい酸味と甘さで疲れた指先と肩が癒されました。あのジャムがとても美味しかった!・・・のに銘柄を控えてくるのを忘れました(食への欲求が人一倍あるのに大失態です)。
Fikaの間にスウェーデン在住の太田さんからは現地の学校の様子や普段の暮らしなどについて様々伺いました。
学校に掲示されている「家族に決まったスタイルはない」という考えのもとに様々な家族構成のイラストが描かれたポスターは印象的で、あえて触れないでおこうとされる部分(私はついそうしてしまう)について小さなころからフラットな気持ちで受け入れる教育がなされているようでした。
また何かを作るという大義名分のもと、おしゃべりをしにご近所さんが集まる話を聞いて、なんだか可愛らしいなぁと思ったりもしました。
でも確かに今回のカゴのように誰かと集まってあーでもないこーでもないと言いながら作るの楽しいです。
作業はあんなに大変だったのに、家に持ち帰ってじっくり眺めるうちに、先生に見せていただいたまるでポスターをぺろ~んとはがすような樹皮採取の様子を思い出したりして、機会があったら長方形のパンかごでもいいなぁ(←どの口が言うのか)と思ってしまうあたりに白樺小物の魔法があるように思います。
色が変わるのを楽しみに大切に使いたいと思います。
<推しグルメ>
多土産にたらこペーストがメジャーだけど、エビやブルーチーズのペーストも上回る美味しさだから買ってみて。
だそうです。スウェーデンに行く時には忘れずにしたいです。(いつ行くの?)