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生命の言葉

2023.08.03 07:45

http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/  【生命の言葉】より

神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」

皇嗣殿下

夏の日に 咲き広ごれる 稲の花 実りの秋へと 明るみてくる

豊田佐吉

人間のやったことは 人間がまだやれることの 百分の一にすぎない

明治天皇

いそのかみ 古きためしを たづねつつ 新しき世の こともさだめむ

千 利休

習ひつつ 見てこそ習へ 習はずに 善悪(よしあし)いふは 愚なりけれ

木戸孝允

人の巧(こう)を取って我が拙(せつ)を捨て 人の長を取って我が短(たん)を補う

佐藤一斎

春風(しゅんぷう)を以って人に接し 秋霜(しゅうそう)を以って自ら粛(つつし)む

渋沢栄一

世の中のことはすべて心の持ちよう一つでどうにでもなる

上皇后陛下

ともどもに 平(たひ)らけき代を 築かむと 諸人(もろひと)のことば 国うちに充(み)つ

平澤 興

生かされて 生きるや今日の このいのち 天地(あめつち)の恩 かぎりなき恩

夏目漱石

やろうと思わなければ 横に寝た箸を 竪(たて)にする事も出来ん

寬仁親王妃(ともひとしんのうひ) 信子殿下

実りある 日のくるために ながさるる 汗は力と なるを信ずる

石川理紀之助

磨(みが)くその 力によりて 瓦(かわら)とも 玉(たま)ともなるは 心なりけり

貞明皇后

四方(よも)のくに むつみはかりて すくはなむ さちなき人の さちをえつべく

徳川光圀

苦は楽の種 楽は苦の種と知べし

『倭姫命世紀』(やまとひめのみことせいき)

神は垂(た)るるに祈祷を以て先と為し 冥(めい)は加ふるに正直を以て本と為す

昭和天皇

風さゆる み冬は過ぎて まちにまちし 八重桜咲く 春となりけり

『論語』

徳は孤ならず 必ず隣あり

上杉謙信

心に物なき時は 心広く体泰(やすらか)なり

今上陛下

人々の 願ひと努力が 実を結び 平らけき世の 到るを祈る

『大学』

富は屋(おく)を潤(うるほ)し 徳(とく)は身(み)を潤す

世阿弥

上手は下手の手本 下手は上手の手本なりと 工夫すべし

吉田松陰

人生草露(そうろ)の如し 辛艱(しんかん)何ぞ虞(おそ)るるに足らん

ロバート・ベーデン=パウエル

幸福を得る本当の道は ほかの人に幸福を 分け与えることにある

皇后陛下

災ひより 立ち上がらむと する人に 若きらの力 希望もたらす

渋沢栄一

礼儀ほど美しいものはない

『御成敗式目』

神は人の敬(うやまひ)に依(よ)りて威(い)を増(ま)し 人は神の徳(とく)に依(よ)りて運(うん)を添(そ)ふ

坂 静山

怠らず 行かば千里の 末(すえ)も見ん 牛の歩みの よし遅くとも

後藤新平

人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいを求めぬよう

松下幸之助

好況よし 不況なおよし

今上陛下

雲間より さしたる光に 導かれ われ登りゆく 金峰(きんぷ)の峰に

明治天皇

あらし吹く 世にも動くな 人ごころ いはほに根ざす 松のごとくに

徳川家康

人の一生は重荷を背負うて 遠き道を行くが如し いそぐべからず

佐久間象山

士は過ちなきを貴しとせず 過ちを改むるを貴しと為す

皇后陛下

大君の 母宮の愛でし 御園生(みそのふ)の 白樺冴ゆる 朝の光に

ルートヴィヒ・グットマン

失ったものを数えるな 残されたものを最大限に活かせ

今上(きんじょう)陛下

人みなは 姿ちがへどひたごころ 戦(いくさ)なき世を こひねがふなり

嘉納治五郎

人に勝つより自分に勝て

詠み人しらず

水無月(みなづき)の 夏越(なごし)の祓(はらへ) する人は 千年(ちとせ)のいのち

延(の)ぶといふなり

二宮尊徳

今日の暮らしは昨日にあり 今日の丹誠(たんせい)は 明日の暮らしとなる

福澤諭吉

一家は習慣の学校なり 父母は習慣の教師なり

斎藤茂太

人生に失敗がないと 人生を失敗する

聖徳太子

和を以て貴(たふと)しとなし

上皇后陛下

神まつる 昔の手ぶり 守らむと 旬祭(しゅんさい)に発(た)たす 君をかしこむ

文室真人智努

天地(あめつち)と 久しきまでに 万代(よろずよ)に 仕(つか)へ奉(まつ)らむ

黒酒白酒(くろきしろき)を

上皇陛下

父君の にひなめまつり しのびつつ 我がおほにへの まつり行なふ

本居宣長

高御座(たかみくら) 天(あま)つ日嗣(ひつぎ)と 日の御子の 受け伝へます

道は斯の道

上皇陛下

夕やみの せまる田に入り 稔りたる 稲の根本に 鎌をあてがふ

昭憲皇太后

日にみたび 身をかへりみし古(いにしへ)の 人のこころにならひてしがな

明治天皇

白雲の よそに求むな 世の人の まことの道ぞ しきしまの道

昭和天皇

さしのぼる 朝日の光 へだてなく 世を照らさむぞ 我がねがひなる

今上陛下

いにしへの 人も守り来し 日の本の 森の栄を 共に願はむ

皇后陛下

いつの日か 森とはなりて 陵(みささぎ)を 守らむ木木か この武蔵野に

秋篠宮 文仁親王殿下

年久(としひさ)しく 風月(ふげつ)の移ろひ 見続けし 一本の巨樹に 思ひ巡らす

皇太子 徳仁親王殿下

いとけなき 吾子の笑まひに いやされつ 子らの安けき 世をねがふなり

黒田清子 神宮祭主

しづかなる みまつりの朝に 母と立つ 凍(い)てる大地に 初日さしたり

今上(きんじょう)陛下

吹きすさぶ 海風に耐へし 黒松を 永年(ながとし)かけて 人ら育てぬ

賈誼

愛出(い)ずる者は愛返り福住(ゆ)くものは福来(きた)る

松平定信

楽しきと思うが楽しき本(もと)なり

良寛

いかにして まことの道にかなひなむ 千(ち)とせのうちの一日なりとも

昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)

みがかずば 玉の光は いでざらむ 人のこころも かくこそあるらし

陸機

渇(かつ)しても盗泉(とうせん)の水を飲まず 熱しても悪木(あくぼく)の陰(かげ)に息(いこ)わず

本居宣長

尋常(よのつね)ならずすぐれたる 徳(こと)のありて可畏(かしこ)き物を

迦微(かみ)とは云(いふ)なり

脇坂義堂

足ることを 知る心こそ 宝船 世をやすやすと 渡るなりけり

昭和天皇

我が庭の 宮居(みやゐ)に祭(まつ)る 神々に 世の平(たひ)らぎを いのる朝々

伴部安崇

神感(しんかん)は清水へ月の宿るが如く 誠ある人の心には 神明感応(しんめいかんのう)ましますなり

北原白秋

日はのぼる、 旗雲(はたぐも)の豊(とよ)の茜(あかね)に、いざ御船(みふね)行(い)でませや、うまし美々津(みみつ)を。

明治天皇

とこしへに 国まもります 天地(あめつち)の 神のまつりを おろそかにすな

井上正鐡

天地(あめつち)の御恩(ごおん) 日夜に忘れぬは 神道のはじめと奉存候(ぞんじたてまつりそうろう)

世阿弥

命には終りあり 能には果てあるべからず

二宮尊徳

丹精は 誰しらずとも おのづから 秋のみのりの まさる数々

荒木田守武

虎にのり かたはれ舟に のれるとも 人の口はに のるな世中(よのなか)

今上陛下

戦(いくさ)なき 世を歩みきて 思ひ出づ かの難(かた)き日を 生きし人々

やなせたかし

ごくありふれた日常のなかに、さりげなく、ひっそりと、幸福はかくれています。

度会延佳

神道は日用の間(ま)にあり

孫子

進んで名を求めず 退いて罪を避けず (故)進不求名、退不避罪

倭姫命

慎(つつし)みてな怠(おこた)りそ

橘 曙覧

うそ云ふな ものほしがるな からだだわるな

島津日新齊

道にただ 身をば捨てんと 思ひとれ 必ず天の 助けあるべし

明治天皇

おほぞらに そびえて見ゆる たかねにも 登ればのぼる 道はありけり