三種の神器
https://haikudai.com/post-114/ 【第二回『俳句に持っていくもの』】より
みなさんこんにちわ。『俳句大学 作り方学部』の第二回講義です。
前回は、「俳句は服装自由」ということを説明しました。
そこで次は、持参物について説明したいと思います。
三種の神器
俳句を始めるのに欠かせないものは、全部で三つあります。
先に列挙すると―― ・メモ帳アプリ ・グーグル ・歳時記 となります。
最低限これだけあればスタートが切れます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① メモ帳アプリ
一口で言えば筆記用具です。これがないと始まりません。携帯端末を持っているなら、メモ帳機能で問題ありません。
具体的には、
・思いついたアイディア ・見つけ出した情景 ・作りかけの一節 ・完成した俳句
などを書きとめておくツールになります。
初心者のうちは、いきなり完成形で俳句を思いつくことは少ないでしょう。
ですので、清書よりも忘備録のような目的で多用することになります。
できるだけ色々な内容を自由に書き込めるワープロアプリを選びましょう。
なお、紙の方が良いという場合は、句帳とペンで代用できます。
なるべく手帳サイズ――いつでもどこでも取り出せる大きさ――をお勧めします。
② グーグル
ここを読んでいる時点で準備が終わっています。
グーグルでなくても構いませんが、検索サイトを閲覧できるようにしてください。
要するに、言葉や事物を調べるツールです。
屋外でもすぐに使える利便性を考えると、パソコンより携帯端末の方が適しています。
書籍で代用する場合、辞書と文法教本と百科事典が必要になります。
ぜんぶ合わせるとかなり嵩張るため、あまりお勧めしません。
③ 歳時記
俳句をやったことがない人にとって、もっとも馴染みのないのがこれ。
歳時記とは、俳句で必須となる『季語』について書かれた本のことです。
引用:合本俳句歳時記 第四版©角川学芸出版
いろいろな歳時記がありますが、初めのうちはそれほど詳しいものは必要になりません。
自分で読みすいと思ったもので十分でしょう。
選び方のポイントをひとつ挙げると、『季語』の解説、傍題、例句の三つが揃っているものが望ましいです。
どれほど著名な俳人でも歳時記は使っていますので、早めに用意しましょう。
https://kangempai.jp/essay/2018/11deguchi.html 【三種の神器 出口善子】より
近頃、私は三種の神器を手にいれた。
一つは、白い大判のレース状に編まれたモヘアのスカーフ(黒い服を常用していて虫に狙われやすい為)。二つ目は、携帯用虫除けスプレー。そして、第三番目には、熊除けの鈴。これだけあれば、心置きなく戸隠の越水高原で隠遁生活ができる。
今年の夏は、日本列島が、いや地球全体が異常気象で、猛暑の中では脳が正常に働きそうにない状態であった。そこで、この七月、本の校正やら、選句やらを持って、溽暑の都会から逃れて、信州戸隠で気分よく仕事ができるように謀ったのだった。
ここではホトトギスが囀り、それにウグイスが加わって、目覚めはすこぶる快適である。また、同宿になる人々の興味深い話なども聞けて、未知の分野の知識が増えて楽しい。
一度、バードウオッチング専門の人達に出合った。ホトトギスは、ウグイスに托卵するとされている話から、そのためにはウグイスの方が先に生存していたのですか、と聞くと、むしろ逆で、ホトトギスの方が早かったらしいと言う。しかも、今でも外国のある地域では、集団生活をして、自分で卵を温めて育てているホトトギス達が、実際にいるのだそうだ。環境によって色々な進化、即ち、生きのびるための手段を様々にこうじて来たらしい。そうなると、ホトトギスは托卵するものと決めつけるのは早計のようだ。人間を取り囲む環境は、まだまだ解らないことだらけで、動物図鑑など書き換えなければならないことが沢山あるらしい。 学校で習っていることの中には、不確かなものも沢山雑じっているといえそうだ。子供でも、熱心に一つの事象を見続けて観察すれば、大きな発見が出来、社会に貢献できるかも知れない、学校だけが勉強の場ではないことを教えてあげたい、そうすれば、苛めで自殺する子供なんて一人もいなくなるのに、とその人たちは声を揃えて言っていた。
鳥は、飛ぶために身を軽くしていて、骨などはスカスカだという。まるで骨粗鬆症。だから、土に埋めたりすると、三日で分解してしまうのだとか。鳥の爪なども、止まる木の箇所、枝か幹かによるだけで、形が異なるのだそうだ。
私が、熊除けの鈴をならしながら越水高原を散歩していた時、小さな鼠のような骸を見た話をすると、それはモグラかもしれませんよという。モグラは、体を何処かに触れていないと、ストレスで死ぬのだそうである。視力が弱いから、頼るものがなければ強烈なストレスがかかるという。そういう動物の生態をきちんと把握していないと、動物園などで飼い続けることはできないとか。尤もな話だ。
9月末にまた隠遁すると、偶然、連中と同宿になった。また面白い話が聞けると楽しみにしていると、今度はあべこべに、芭蕉はスパイだったという説がありますが、どうなのですかと訊かれた。
鷹一つ見つけてうれし伊良古崎
なんて芭蕉の句をすらすらと言ってのけられては、返答もしなければならず、怪しげな私見を述べる羽目になった。
実をいうと、その件の私の興味は、芭蕉ではなく曾良の方にある。曾良の履歴には消息不明な時期もあるし、想像を逞しくすれば公安の役目が出来た唯一人の人だ。芭蕉の死後、幕府の命令で巡見使随員となり五島列島に行っている。今ならさしずめ国家公務員。そこで客死した。私は五島列島で、曾良の墓石を見たとき、言い知れぬ違和感を覚えた記憶がある。去来などとは違い、最後まで文学に身を投じた人ではなかったようだ。若ければ、「曾良物語異聞」でも書いてみたいところだ。
兎に角、私の三種の神器は、色々な興味を掻き立ててくれる、貴重な品々なのである。
翌朝、その動物学者たちは、鷹柱を見に朝早く出かけて行った。
https://lifeskills.amebaownd.com/posts/6674170?categoryIds=3258918
【カタカムナ~①中心図象】
カタカムナは、今から約13000年前の上古代の日本で高度に発達したといわれます。
言霊・数霊を元にした宇宙物理学のことです。
カタカムナの宇宙観の特徴は、三次元物理世界の背後にあって、この世界を生み出す元になっている「潜象界」(多次元世界)があるという発想です。
カタカムナでは潜象界のことを「カムの世界」、そして三次元物理世界(現象界)のことを「カタの世界」と言い、全ての命や物質は「カムの世界」から生まれて、質的に転換(ナ)した結果、命や物質が存在する「カタの世界」ができていくと示しています。その事を「カタ・カム・ナ」と言います。
カタカムナへの関心は 吉野信子さんとの出会いで深まりました。
これからシリーズで取り上げるカタカムナに関するブログは
彼女からの教授を自分なりに受け止めた内容となります。
吉野信子さんは「(前略)カタカムナ文献とは、カタカムナ ウタヒ80首からなり、基本的には5音・7音の区切りで詠われているコトから、日本の和歌や俳句の源流であると言えるかもしれない。
又、古事記の「上つ巻」に登場する御神名が、天石屋戸の物語のところまで、その順番でほとんど登場するので、古事記編纂で、稗田阿礼が誦習(ショウシュウ)した際に参考にしたという帝紀、旧辞の一つである可能性もある。
・
カタカムナ ウタヒの内容は、「カタカムナ」という生命の根源が、すべての生命、物質の核であり、そこからトキトコロが発信放射され、生命活動が維持されている・・・そしてこれは、宇宙の全ての物質、生命体の中に相似なる象(カタチ)として存在するという、その摂理が、潜象物理として描かれているのである。」と記しています。http://katakamuna.xyz/about.html
カタカムナウタヒ、80首の中心に描かれているれている中心図象は三種類あります。
これは三種の神器と同じです。
ウィキペディアには 「三種の神器は、日本神話において、天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたという鏡・玉・剣のこと。また、神話に登場した神器と同一とされる、あるいはそれになぞらえられる、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物のこと。
三種の宝物とは、八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣を指す。」と記されています。
●ヤタノカカミ
80首のウタヒ中71首の渦巻きの中心にこの図が描かれています。
トーラスのことを解き明かしたウタヒです。
大円と小円および十字の図象「八鏡」(ヤタノカカミ)です。
48個の「カタカムナ図象文字」はこの文字の大円、小円、十字を分割削除して創られています。
●フトマニ (草薙の剣)
剣(つるぎ)の断面を表わします。
創造のみ柱を上から見たときの核の部分です。
80個の渦巻き図象中では7個の中心にこの図が使われています。
核のことを解き明かした ウタヒです。
また、この文字の分割削除からは数字図象が作られています。
●ミクマリ(勾玉)
方向を示す十字と小円(鏡)がないので、「あらゆる要素が和して、あらゆるものが発生する」ことを意味します。
ミクマリの意は「水」。
人の発する思念の波動は水に転写し、現象化を起こすといわれています。
「水からの贈り物」には思念が生み出した 水の結晶写真が紹介されています。
カタカナの「ワ」に相当します。
80個の渦巻き図象では、2個の中心にこの図があります。
一二三九九算表での陰陽ボールです。