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kojinkai

文章題へのこなれ感。

2023.08.04 01:00

当初は苦戦した問題でも、

繰り返し作図していると特徴が

つかめるようになります。


中学入試の算数は、

数字を量として捉えるトレーニングが

ふんだんに盛り込まれているため、

多いとか少ないとか、

4年生では小数や分数の概念で

数量認識をしたりとか、

そういうトレーニングを

たくさんすることができ、

数学の世界に繋がってゆきます。


正直この量認識は、

弱い子はきちんと

育てなければ中学以降必ず

苦戦を強いられるため、

小学生の塾は基本的に

やや算数苦手な子は積極的に

通った方がいいかなと

思っています。

学習習慣も身につきますので。


そういう意味では、今日の小4も

こなれ感が出てきましたし、

小6の算数苦手だという子たちも、

さらっと底辺が3/5倍だから

面積も3/5倍だよね?って

計算できており、

量感をしっかり掴みながら

問題解決できていることを

嬉しく思いました。


きっと、向き合い続けてなければ

同じように目の前の問題を

捉えられてはいなかったでしょう。


数字を単なる記号とか序数とか

捉えるのは簡単ですが、

量感として捉えるというのは

人によりますが、結構経験を

踏まなければ難しいこともあります。

今の中2の子たちもかなり

苦労した子は多かったですしね。



小学生の算数は、数字と数量の

関係が完全に掴めるようになることを

目的としていると言っても

過言ではありません。


様々な問題に多角的に挑む中で、

その感覚を研ぎ澄ますのが

小学算数なのです。