ひざの可動域を拡げるには【ひざの人工関節置換術後】
2023.08.04 09:24
みなさまこんにちは。
リハビリ&リラクゼーション からだフィズです。
猛暑の地域や豪雨の地域がありますが、みなさま体調はいかがでしょうか。
さて、からだフィズは股関節の話題が多いのですが、
今回は珍しくひざの話題です。
人工関節の手術を受けたあとはすぐにリハビリが始まりますが、
一番最初はリハビリ担当の先生がひざを曲げてくれると思います。
すると、日に日に少しずつひざが曲がるようになっていきます。
そしてリハビリが中盤以降になってくると、内容が変わってきます。
ひざの人工関節の手術後に多く見られるのが
『理学療法士の先生が曲げるとひざが曲がるのだけど、自分では曲がらない』
といった現象です。
例えば、先生は100°まで曲げてくれるけど、自分では80°くらいしか曲げられない
といった感じで大きな差ができることがあります。
この20°の差が動作をするときに大きな影響を及ぼすのです。
(例えば歩くときに棒足のまま歩いたり、ひきずって歩いたり)
この差を解消するにはどうしたらいいか?
「自分で動かす」ことです。
読んでいる方は不思議に思われるかもしれませんが、
実際、ひざを伸ばすのは上手でも、曲げるのが苦手という方は多くいらっしゃいます。
それは筋力が不足していたり、
「曲げる」感覚を忘れてしまっていたりするからです。
自主トレでもかなり改善できるので、
怖いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、少しずつ自分で曲げたり、
あとはしっかり歩いてひざを動かすようにしてみてくださいね。
自分でできる練習が知りたい方は来店時にスタッフにご相談くださいましたら、
個々に合わせた練習をご紹介させていただきます。