身体感覚を感じて今ここにいる。
今は、頭中心の時代です。
今ここにいるには身体感覚がとても大事なのに、思考がうるくて感じにくいかもしれませんね。
生きづらさを解消するためにも、感じた方がいいのです。
感情はすべて身体感覚です。
感情が湧いたとき、必ず体に何らかの感覚があるばずです。
にもかかわらず、その体の感覚を感じない人が結構いるようなんです。
これは辛い子供時代に端を発していることが多いようです。辛すぎるから無意識に感じないようになるんです。自分を守るために。
感じないから楽だと思われますか?
辛い出来事やそのときの感情は、自覚がなくてもエネルギーとして体に残っています。
これが実は何かと制限になっていて、本来の実力を発揮しにくくしていたりします。
体に残っているからと言って体が制限されるのではなく(されることもあるかもしれませんが)、心が制限されてしまうのです。そして生きづらさにつながります。
身体感覚と対話するフォーカシングという心理療法もあるくらいなので、身体感覚は心の問題の解決の糸口となり得ます。
また、体の痛みが実は心の傷から来ているようなこともあります。心が原因で病気になることも。
私は、痛みと対話したら、その痛みが消えたことがあります。
身体感覚は異常事態を教えてくれる体からのサインとも言えます。
感じない場合どうしたらいいのか?
感情が湧いたときに、体の感覚に徹底的に集中するといいと思います。が、元々感じない人は難しいようなので、チャネラーの妹は、日頃から体を叩いてその感覚を感じる訓練することがおススメと言っていました。
私は、マインドフルネス瞑想がいいと思うのですが、体の外側の感覚は置いといて、内側の微細な感覚に意識を向ける方法がおススメと言うより好きです。
しかも体の痛みや窮屈さのようなものを感じるのではなく、体のエネルギーの流れのようなものに集中する感じ。
足なら足と狭い範囲に集中すると、ビリビリ感じたりじわんと感じたりするものがあるはずです。
この方法はこの本で知りました。
今読み返してみたら、このやり方で「初めてはっきりと体の感覚が見えた」と言う人が多いというようなことが書かれています。失念していました。
この瞑想を行うと体がゆるんでリラックス状態になるまでが、今まで体験した瞑想の中で一番早いです。最近はさぼっていますが。
この瞑想法、グーグルなどの企業が採用している、生産性の向上、ストレスの軽減などを目的とした通常?のマインドフルネス瞑想とは異なります。そもそも名称も違いますが。
ご興味ある方は本を読んでみてください。
この本、とても良かったです。
話が逸れた感もありますが、身体感覚は感じた方がいいというお話しでした。
長沼美恵