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【📝 活動報告 - ルールメイキング四国地域生徒交流会を開催しました!】

2023.08.04 15:00

こんにちは!オチセンです!

今日は、7月29日に開催した『ルールメイキング四国地域生徒交流会』の様子をお伝えします😊 


(当日は、オンライン・教員のみの参加も含め、四国から合計10校の学校の皆様にご参加いただきました!ありがとうございました。)


■ 目的ときっかけ

現在WONDER EDUCATIONでは、認定NPO法人カタリバと協働し、カタリバが取り組む『ルールメイキング・プロジェクト』を四国エリアにも広げるべく、プロジェクトを進めています。

ルールメイキング・プロジェクトは、愛媛でも着実に広がりつつあり、全国でも先進的な取り組みを行っている愛媛県立丹原高等学校を始め、愛媛県立西条高等学校や愛光中・愛媛大学教育学部附属中学校でも取り組みがスタートしています。

一方で、WONDER EDUCATIONでは、発足当初から「選択」を重視する主権者教育から「協働と対話」を重視する主権者教育の充実に取り組んできました。

愛媛県内では以前より主権者教育でお世話になっている学校も多いため、『主権者教育の幅を広げる』ためにも、いろんな学校の実践例を共有できる場を作りたいと思っていました。

そこで、今回は四国エリアの学校にお声掛けをさせていただき、丹原高等学校と西条高等学校の取り組みの報告を聞きながら、みんなで「協働と対話」の価値について感じてもらうきっかけづくりの意味も込めて、イベントを開催させていただきました!


■ イベントの様子

今回は、オンラインや教員・社会人の方も含め、合計10校・計36名の方にご参加いただきました!ありがとうございました😊

まずは、各グループ内で自己紹介をしていただき、西条高等学校・丹原高等学校の取り組みを報告していただきました。

の3点について、グループ内で意見共有をしました。

丹原高等学校のパクリたいポイントでは、

といった、先進校ならではの手法に対する評価が多く上がっていました。

また、西条高等学校のパクリたいポイントでは、

といった、まさにこれから成長させていくための計画に対する評価が上がっていました。

今回の地域生徒交流会には、これから自分たちの学校でも取り組みを進めていこうとしている学校も多く参加してくださっていました!

今回の2校の事例報告がきっかけと大きな一歩になってもらえたら、とてもうれしく思いました(^^)

事例報告が終わったら、みんなで『協働と対話』を楽しむワークショップ講座を実施しました!

テーマは、「新しい学校を作るとしたら、何を優先に考えるか?」

よくWONDER EDUCATIONの出張講座でも行う取り組みを、今回は学校の枠を超えて、実施してみました!

印象的だったやり取りは、あるグループでは高校生が「体罰禁止やスクールポリスの設置」を上位に置いていたのに対し、教員・社会人が下位に置いていていたことです。

世代間の価値観のギャップは存在すると知っていても、いざ対話となるとどのように進めていけばよいのか、その試行錯誤をしている様子がとても印象的でした。

最後は、『各学校で今日から取り組めること』について、学校ごとのグループに分かれて話し合いをし、全体でシェアをしました!

今回の取り組みを通して、ルールメイキングでは、話し合いの結果よりもその過程が大事だということを改めて理解することができました。

そして、こういった経験を「単発で」「シミュレーション的に」行うのではなく、「継続的に」「当事者意識を持てる活動として」行うことで人も地域も成長・成熟していくことを実感することができました。


WONDER EDUCATIONでは引き続き、四国地域の皆様と「協働と対話 - ルールメイキングの手法」を通し、『学校の窓からよのなかが見える』をテーマとした主権者教育にも力を入れていきたいと考えています!

認定NPO法人カタリバと協働し、WONDER EDUCATIONでも積極的に実施していきますので、ぜひ取り組み注目していただければとてもうれしく思います😊


また、愛媛県では、県内の小中高校すべてを対象に、愛媛県選挙管理委員会による事業を活用し、「よのなかのしくみをみんなで楽しく学び合う」主権者教育講座を実施することができます。 (松山市内の学校の場合は、松山市選挙管理委員会の事業を活用することも可能です。)

同時に2017年から務める総務省の事業を通して、「主権者としての資質・能力を育む」ことを目的に、より多くの学校や団体で主権者教育に関する講座やスケジュール策定に関わらせてもらっています。 興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせください!


■ 参加者の感想