夏期講習7/30
[4年生]
30分前に女の子3名が到着し、
Compassを一緒に解いてました。
これは自由課題なのですが、早くきて
解いたところで分からなかったところとかを
話し合ったりしている姿が既に様になっていて、
入塾当初に比べるとかなり違った姿が見られました。
今日は国語科。主に主語・述語・修飾語の
構造についての指導をしてゆきました。
そして、”文章で一番伝えたい情報”についての話も。
究極の要約は、「何がどうなのか」という
たった一文でのまとめです。
それは、主語と述語の組み合わせなのです。
飾り言葉が一体文章構造上どういう機能を
果たしているのか?ということについて、
小4向けに柔らかく講義をしてゆきました。
そのあとは演習です。あと1回演習を挟めば
完璧な理解に到達してゆくと思われます。
[小5]
国語科から。
正しい場面の読み取りが出来ていないと
全体的にミスを招いてしまうような問題であり、
よくこんな良文を見つけてくるなぁと
作問者に敬意を抱きました。
一般的な小学5年生たちには、予習シリーズ小4が
レベルとしてはピッタリきます。
記述指導は主に心情語を用いた理由の説明について。
まだ、記述の中に”行動の理由”としての心情語が
入ってこない子が多いので、連続する物語文の
領域の中で技術として習得を促せるように努めています。
算数科はつるかめ算を行いました。
以前通っていた塾で習ったことのある子もいましたが、
その当時のつるかめ算のイメージがなぜか最悪で、
「嫌だ〜!」という声も上がります。
個人的にはまるで謎・・・という感覚なのですが、
今の6年生で、4年次に他塾から移ってきた生徒さんも、
同様につるかめ算を嫌がっていました。
この計算のどこが嫌になる要素があるのか
とても疑問です・・・その当時の生徒たちの能力が
不足していたようにはとても思えなかったのですが^^;
そして最後は夏期教材の算数の応用問題を解き進めました。
まだ概数や単位変換が自由になっておらず、課題は残りますが、
また時間をあけて夏休み後半に取り組み、それでもなんとも
ならなければ冬にでも再度解き直してゆきます。
[中2]
私立生は図形の合同の証明について。
結果として回転移動になる図形の証明法(角の和差を利用するもの)
までを指導し終え、まだ習ったばかりの図形の証明の
コツを掴んでゆきます。
学校の授業計画、課題テストの範囲から、
直角三角形の証明まではいくようなので、コツを早期に
掴んでもらって、いろんなタイプの合同証明を一から
記述していけるように準備を整えている最中です。
附属生は、理科の課題の中で正答率が低かった
水溶液の溶解度や濃度の問題を綺麗に解いて回り、
解説をしてゆきました。
夏期講座の問題は、分からないから、と飛ばしてましたが、
その時行った解説のみで今回は随分スムーズに計算をできていて、
まだまだ出来ることは増えていくだろうということが
楽しみになってきています。
残りの時間は、英語の課題の中で解説が必要なものを解説し、
数学の基礎演習までもを行ってゆきました。
[高校生]
今日は一部の高校は”台風の影響で”休校だったようで、
それを生かして長時間学習をしにきてくれました。
長い子は13時ごろ〜22時まで。
高校3年生は、もう完全に受験生といった感じで、
やることなすことに目的意識を感じられる学習を
自力で組み立てて遂行するに至っています。
高校2年生の子たちもそれぞれに学習をしており、
今日は全員が集合して学習していました。
この子たちに必要なことは、膨大な学校課題の中に、
落ち着いて基本演習の時間をねじ込むための
時間を生み出すことです。
例題を見なければ解答ができないような
問題ばかり解くというのは、実際はあまり
効率の良い学習ではなく、自分がギリギリ方針を立てて
解答法を組み立てて解ける問題の方にこそ
時間をかけて取り組んでゆくべきです。
難しいものを難しいまま解く、という学習や
例題を真似て解いて、それが何も見ずに
解答のラストシーンまでを描けるようになるという学習は、
日に数題がやっとですし、必ずやり直しを仕掛けないと
身についていくことはありません。
西高生の2年生には、『基礎問題精購』と
『基礎問題精講ノート』を与え、
自身の学校の課題も忙しいながら、1日数問ずつ
学習計画にねじ込んで、二次関数から学習を
スタートしていくことにしました。
これは、夏休みが終わってからもずっと
継続をしていく予定の学習であり、
冬休みまでかけて数1A、2Bの習ったところまでを
全て解き終え、理解していくような計画でいます。
それが終わったら即座に青チャートに切り替え、
こちらもやはり完成ノートを与え、それをノートに解き、
高校3年生の夏休みまでかけてチャートの例題を
綺麗に征服していき、入試実践力を磨いていきます。