Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

kojinkai

テスト範囲を広げる。

2018.07.30 15:17

小学4年生の指導は、夏休みを機に一気に仕掛け、

課題量もテスト範囲も4倍に広げ、テスト自体も

問題数を3倍に増やしてみました。


一体どのくらいまでの負荷に耐えられるかの

実験を行いながら、子どもたちの能力を

測定していっています。


集団指導というのは、指導のレベルの中央値を

どこに設定して行うかということがテーマになり、

使う教材は一貫しているのですが、

(塾の指導する最低ラインは割りたくなく、

通える通えないの判断はそこで為されるべきだと

私は思っています。)

指導するレベルや難易度や出題量などは、学年によって様々です。

同じ教材を例え使用していたとしても、その年その年で

どこまでを求めるのかということが違ったりもします。


本日は試験範囲を先に述べたように広げてみましたが、

中央値的には正直いってまだまだ全然許容範囲で、

夏休みでなく、通常授業においても、今のペースで

やって大丈夫だと判断ができました。


小学5年生になりますと、基本的な課題量として、

テキストで言えば漢字が5ページ、国語の読解が2ページ、

算数の計算が8ページ、テキストが3ページ、受験生用の追加問題が2ページ、

理科の予習が2ページ、問題演習が1ページ、受験生用の追加問題で2ページ、

社会の予習が2ページ、問題演習が1ページ、受験生用の追加問題で2ページ、

そして、適宜復習を要する単元について、復習課題が課されます。

およそ、これが基本の学習ページ数となります。

日に2〜3時間の学習時間が想定されています。

早い子は日に1時間で終わるようですが、

かかる子は4時間くらいかかってやっていると聞きます。

今の4年生からは、5年生になってからは週3回指導を

予定しておりますから、授業に本格的な受験理科が加わってきます。

まあ、それでも今の5年生・6年生と課題に量的・質的な違いはありません。


よく考えると、今の5年や6年は、結構量もこなしていると

個人的には思っていますし、よく能力が伸びていると

そういう風にも思います。


習ったことのある項目についての復習事項や、内容を深める学習が

メインの塾です、扱う教材も一般的な進学塾での当該学年で扱う内容より下げて、

しかし応用問題を中心に扱っていくような、

そういうスタイルでの指導ですから、だから負荷としては

適切な感覚を保ちながら思考力が伸びているものと考えられます。


持っている道具を存分に使って、思考に浸るような時間を

作ってあげたいというのが私の感覚です。

人は、負荷をある程度かけるとよく思考をしますし、

生活習慣も変わってきます。