凛として
2023.08.07 06:35
憧れていた大人は
こんなにも空っぽだったのかと
あの頃の自分を慰めるように
文字を綴って
信じていたものを今は疑うばかりで
虚しさの涙が頬を伝うのです
そのままのあなたでいいんだと
言ってもらえたのはいつまで?
周りに合わせ行動しなければ
冷たい視線を浴びせるじゃない
矛盾だらけの世界に従って生きる
これを幸せと呼べるのか
信じていたあなた
改札越しに目が合えど
その声は二度と
この名前を呼ぶことはない
そのままのあなたでいいんだと
言ってくれたのに
どうしてため息を吐くの?
そんな優しさなら知りたくなかったよ
そのままのあなたでいいんだと
言ってもらえたのはいつまで?
周りに合わせ行動しなければ
冷たい視線を浴びせるじゃない
隠してあなたの理想を演じれば
私は幸せになれるのか
憧れていた大人は
こんなにも空っぽだったのかと
あの頃の自分を慰めるように
今を生きて