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ZIPANG-7 TOKIO 2020 WHAT MUSEUM(東京)、2023年9月30日(土) より 「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 – 」を開催

2023.08.08 09:15


まず、シルクロードの街 建築・色彩からご紹介いたします!


シルクロードの街 建築構造           Ⓒ日原もとこ   編集局イメージ


シルクロードの街 建築 ファサード        Ⓒ日原もとこ   編集局イメージ


シルクロードの街 建築・色彩 ショーウインドウ   Ⓒ日原もとこ  編集局イメージ



古代建築から現代建築そして月面構造物まで、40点以上の構造模型を展示



寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)が運営する「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は、2023年9月30日(土)から2024年2月25日(日)まで「感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」を開催します。


WHAT 外観


1923年の関東大震災から、今年で100年が経ちます。われわれ人類は、地震力や風力をはじめ自然の力が及ぶ世界に生き、さらには地球という重力空間において、建築における力の流れをどうデザインしてきたのでしょうか。そうした力の流れや素材と真摯に向き合い、技術を駆使し、建築の骨格となる「構造」を創造してきたのが、構造デザインの世界です。


「建築家」と構造を デザインする「構造家」の協働により、数々の名建築が生み出されていますが、構造家や構造について詳しく紹介される機会は多くはありません。構造家は数学や力学、自然科学と向き合い、計算と実験、経験を積み上げた先に、やがて力の流れが自身の中に感覚化し、感性を宿すといわれています。


このことから、WHAT MUSEUMでは構造デザインについて、模型を介して体感から理解を深める展覧会を企画しました。本展では鑑賞者自身が構造模型を通して、構造デザインという創造行為の可能性とその哲学を体感することができます。また、 建築の構造を「感覚」することで、自らが住む世界にはたらく力の流れと、その力と自身の感性との結びつきについて思考を促します。


本展は、導入展示と3つのテーマ展示で構成し、40点以上の構造模型が鑑賞できます。導入展示では、古代から現代までの名建築の構造模型を通して、建築における力の流れを感覚的に捉えられます。


テーマ展示では、建築家・ 磯崎新、伊東豊雄、妹島和世+西沢立衛/SANAAと構造家・佐々木睦朗の協働を取り上げた展示から、佐藤淳らとJAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発中の月面構造物を紹介する展示、近年サステナブルな建材として注目される竹を使った建築作品の模型展示を展開します。


なお2024年春からは、後期展「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで – 」を予定しています。1年を通して、建築構造の魅力を発信してまいります。




【開催概要】

展覧会名:感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 –

会期:前期 2023年9月30日(土)~2024年2月25日(日)

※後期 「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで – 」は2024年春より開催予定

会場:WHAT MUSEUM 1階(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)

開館時間:火〜日 11時〜18時(最終入場 17時)

休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、年末年始

入場料:一般 1,500 円、大学生/専門学生 800 円、高校生以下 無料

※同時開催のTAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展の観覧料を含む

※チケットはオンラインにて事前購入可能

※本展会期中に何度でも入場できるパスポートを販売

展覧会パスポート 2,500円(本展と同時開催中の展覧会とセットで鑑賞可能)

※当ミュージアムの「建築倉庫」では、建築家や設計事務所からお預かりした600点以上の建築模型を保管しており、その一部を公開しています

料金:建築倉庫入場料 700円、セットチケット(本展入場料+建築倉庫入場料)2,000円


主催:WHAT MUSEUM

企画:WHAT MUSEUM 建築倉庫

企画協力:犬飼基史、富岡庸平

展示協力:吉野弘建築設計事務所

会場グラフィック:榊原健祐

キービジュアルデザイン:関川航平

映像:瀬尾憲司

模型制作協力:株式会社ラムダデジタルエンジニアリング

部材製作協力:株式会社竹田木材工業所


【出展作品(一部)】

白川郷合掌造り民家-旧田島家 模型(白川村教育委員会所蔵)、浄土寺浄土堂 模型(東京大学総合研究博物館所蔵)、薬師寺西塔 模型(明星大学 建築学部 松尾智恵研究室所蔵)、錦帯橋 模型(東京大学生産技術研究所 腰原幹雄研究室所蔵)、ゲートウェイアーチ 模型、パンテオン 模型、ソチミルコのレストラン 模型、豊島美術館 模型(西沢立衛建築設計事務所所蔵)、モントリオール万国博アメリカ館 模型、国立代々木競技場 模型、東京スカイツリー 模型(東京スカイツリー(R)所蔵)、カタール国立コンベンションセンター 模型(佐々木睦朗構造計画研究所所蔵)、せんだいメディアテーク 模型(佐々木睦朗構造計画研究所所蔵)、瞑想の森 市営斎場 模型(佐々木睦朗構造計画研究所所蔵)、多摩美術大学図書館 模型(伊東豊雄建築設計事務所所蔵)

※会期中一部作品の入れ替えを予定


【展示協力】

磯崎新アトリエ、伊東豊雄建築設計事務所、株式会社日建設計、北方町ホリモク生涯学習センターきらり、木村隆行、佐々木睦朗構造計画研究所、妹島和世+西沢立衛/SANAA、滋賀県立大学 陶器浩一研究室、白川村教育委員会、多摩美術大学 環境デザイン学科研究室、東京スカイツリー(R)、東京大学生産技術研究所 腰原幹雄研究室、東京大学総合研究博物館、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 佐藤淳研究室、佐藤淳構造設計事務所、西沢立衛建築設計事務所、明星大学 建築学部 松尾智恵研究室


【本展の見どころ】

◼️月に人間が滞在するための月面構造物1/10の模型、本展初公開

◼️古代から現代までの名建築の構造模型を40点以上展示

◼️建築家・磯崎新、伊東豊雄、妹島和世+西沢立衛/SANAAと構造家・佐々木睦朗の協働による建築作品

◼️サステナブルな素材である竹の新たな可能性を切り拓く建築作品と原寸モックアップ模型

◼️47都道府県・全国構造マップ

◼️来館者が実際に触れて、体感できる構造模型


【展覧会の構成:4つのコーナー】

力の流れと建築

古代から現代までの名建築の構造模型を展示。模型を通して建築における力の流れを感覚的に捉えます。


「薬師寺西塔 構造模型」縮尺1/10

指導:川口衞、阿部優

模型制作:荒井和雄、碓井克彦、遠藤光男、大崎昇、岡田憲二、木内隆行

所蔵:明星大学 建築学部 松尾智恵研究室

photo by Kenji Seo


「白川郷合掌造り民家-旧田島家」

写真提供:白川村教育委員会


「東京スカイツリー 模型」縮尺1/300

所蔵:東京スカイツリー(R)

写真提供:株式会社日建設計


「浄土寺浄土堂 模型」縮尺1/50

所蔵:東京大学総合研究博物館

写真提供:東京大学総合研究博物館

模型制作:平山貴大


建築家と構造家の協働

本コーナーでは、構造家・佐々木睦朗と、建築家・磯崎新、伊東豊雄、妹島和世+西沢立衛/SANAAとの協働に迫ります。


「フィレンツェ新駅(コンペ案)模型」

建築家 磯崎新 / 構造家 佐々木睦朗

写真提供:磯崎新アトリエ


「せんだいメディアテーク 模型」縮尺1/50

建築家 伊東豊雄 / 構造家 佐々木睦朗


宇宙空間へ

地球上での建築構造デザインを、宇宙空間へ展開する取り組みを紹介します。佐藤淳らとJAXAが開発を進める、人間が月に滞在するための月面構造物を展示します。


「月面構造物(滞在モジュール / ソーラーモジュール / オーバーハングモジュール)」

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 佐藤淳研究室、佐藤淳構造設計事務所

photo by Kenji Seo


素材と構造

建築物の素材を追究することと構造デザインは密接に連動しています。サステナブルな素材である竹に着目し、竹を活用した建築空間の可能性を提示します。


「三灯小径」

滋賀県立大学 陶器浩一研究室


【音声ガイド】

WHAT MUSEUMでは、公式アプリをダウンロードいただくと、音声ガイドを無料でご利用いただけます。展覧会の見どころや展示している構造模型を解説します。


【同時開催情報】

TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展

2023年9月30日(土)~2024年2月25日(日)


【イベント情報】



・プレワークショップを開催

構造家・陶器浩一氏と滋賀県立大学 陶器浩一研究室の学生と一緒に サステナブルな素材である竹を活用した建築空間を制作します。釘や金物を使わず、竹を立体的に組むことで誰でも空間を作ることができます。


タイトル:構造家とつくる竹の空間!「三灯小径」を一緒につくろう!

開催日:2023年9月10日(日)

対象:小学生〜大人

講師:滋賀県立大学 陶器浩一研究室

申し込み:WHAT MUSEUM公式サイト

※その他、模型を使ったワークショップや講演会を開催予定です。詳細はWHAT MUSEUM公式サイトにて順次発表します


寺田倉庫「建築倉庫」


【WHAT MUSEUMについて】

2020年12月、東京・天王洲にオープンした「WHAT MUSEUM」。寺田倉庫が作家やコレクターからお預かりしている貴重なアート作品を中心に公開する芸術文化発信施設です。倉庫会社としての美術施設はどう在るべきかを模索し、たどり着いたのは「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というユニークなコンセプトでした。作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりを大切な作品とともに展示。アートとの出会いの場を創出します。

倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHAT(WAREHOUSE OF ART TERRADA)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。これらの多様な芸術文化を、倉庫会社ならではの美術館のかたちとして、新たな切り口で企画・展示を行っています。


WHAT MUSEUMに関するお問い合わせ

寺田倉庫 WHAT MUSEUM E-MAIL:info.what@terrada.co.jp



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(順不同・敬称略)

日原もとこ

山形県農林水産部園芸大国推進課
〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号 電話:023-630-2466

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。




森美術館について

私たちは都市再開発の新しいモデルとして「六本木ヒルズ」を構想した当初からその最も重要なコンセプトを「文化都心」と位置付けました。そして、人びとが同時代の文化を体験し、検証することができる現代アートの美術館をその中心にすえ2003年10月、東京のどこからでも見える森タワーの最上層に開館いたしました。

森美術館は来館者がいつでも楽しみ、刺激を受け、そして対話が生まれる場所でありたいと、展覧会開催中は休館日なしで夜遅くまで開館しています。また、あらゆる年齢、地域、国々の人びとに開かれた美術館であることをめざしています。展覧会のみならず様々なラーニングを通じて、私たちの文化や社会における新たな問題をオープンに話しあう場所であってほしいと考え、多様な企画を実施して参りました。

そして、日本とアジアの若いアーティストにより良い作品発表の機会を提供し、活躍の場を与えることも一つの重要な役割と考えています。

開館以来森美術館は、テーマ性をもった独自の切り口で多彩な企画展を開催し、一般のお客様のみならず専門家からも高い評価をいただいて参りました。これからも都心の文化発信地として多くの皆様にアートに親しんでいただく場をつくっていきます。私たちは、森美術館が、東京、日本、アジア、そして世界の文化の大きな拠点であることを願ってやみません。



ZIPANG TOKIO 2020 「 六本木ヒルズ ・ 森美術館 15周年記念展 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの ⅤOL.1」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4153604



六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展

「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」

古くは縄文時代の住居から、現在進行中のものや未来の計画案を含む最新の現代建築まで100プロジェクトを、総数400点を超える展示資料で紹介します。


吉田五十八《ロイヤルホテル メインラウンジ》1973年 大阪 画像提供:株式会社竹中工務店

建築は工芸の集積である――明治期に建築という概念が西洋から持ち込まれる以前の日本には、自然を抽象化する意匠のセンスと、高度な匠の技を駆使し、「部分」の集積が「全体」すなわち建築物をなす、成熟したものつくりがありました。このような工芸性は、遺伝子として近現代の建築にも脈々と流れています。


伝千利休 《待庵》 安土桃山時代(16世紀)/2018年(原寸再現) 制作:ものつくり大学  ※参考図版

千利休の作と伝えられ、現存する茶室建築としては日本最古の国宝《待庵》(京都府・妙喜庵)は、「わび」の思想を空間化したもので、日本文化を語る上で欠くことのできない建築の一つです。本展では、原寸スケールで再現し、二畳の茶席やにじり口(出入口)でよく知られる極小空間を体感していただけます。


丹下都市建築設計 《香川県庁舎》 1959年 香川 撮影:市川靖史 画像提供:香川県

20世紀に入り、日本建築が世界に伝えたのは、建築は必ずしも内外を壁で仕切らなくても成り立つこと、部屋の機能は固定されなくてもよいこと、豪華な装飾ではなく素材そのものの表現によって品位が保てることでした。実用性が見た目の美しさにもつながる、開かれた空間の理想像は今も日本建築に生き続けています。



谷口吉生 《鈴木大拙館》 2011年 金沢 撮影:北嶋俊治

もののあはれ、無常、陰翳礼讃など、日本の美意識には超越的な姿勢があります。信じがたいほどの繊細さと大胆さが溶け合い、シンプルという言葉すら超えた表現は、木造にも打放しコンクリートにも通底する日本建築にも受け継がれる遺伝子のひとつです。


フランク・ロイド・ライト 《帝国ホテル(正面中央部入口)》 1923年 東京
画像提供:帝国ホテル

「伝統」は見出されるものだとしたら、国外から発見された日本建築も、いま、あらためて考察すべき知の資産です。来日したフランク・ロイド・ライトやアントニン・レーモンドから、現在第一線で活躍する建築家まで、国外の建築家が創造的に捉えた日本像を紹介します。また、海外に建設され、国際的な評価を得た日本の建築も参照します。


共生する自然

安藤忠雄 《水の教会(星野リゾート トマム)》 1988年 北海道
画像提供:星野リゾート トマム

日本人は自然に畏怖の念を抱き、崇高なものとして信仰の対象としてきました。そうした自然観はどのように日本の建築に反映されてきたのでしょうか。建築を自然の一部と捉え、自然を素材のひとつとして建築をつくる。自然との境界をデザインする。建築に見る日本の自然観は未来へと紡がれます。


ZIPANG TOKIO 2020 「世界が魅せられた日本建築、その本質に迫る!《 森美術館 》100プロジェクト、展示総数400点を超える圧巻のスケール(ⅤOL.2)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4158701



京銘竹 錆竹平割による施工例

京銘竹について

『京銘竹』とは京都府の指定工芸品で京都府産の竹に特殊加工を施した美しい竹のことです。用途は内装材、外装材と様々で今まで京都を中心に一般住宅、歴史的建造物、公共施設、商業施設等を彩ってきた経緯があります。

そこで今回は、京都から本場の「京銘竹」の中から「銘竹」の施工例を幾つかご紹介したくご案内致します。

銘竹

一口に竹と言っても、その種類はきわめて多く、風合いもさまざまです。

200年近い時と煙の芸術、独特の渋みが特徴の「本煤竹」。

表面に網目模様を残して煤竹の味わいを染めつけた「染煤竹縄巻き」。

黒い色が竹のイメージを変える「黒竹」。

芽の付いた「芽付晒竹」……。

形も、角・平・丸と多種多様にあります。


ZIPANG-5 TOKIO 2020 ~古今折衷~ 『京銘竹』が抗菌・抗ウィルス機能付で侘び寂びを演出!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/14471699



晒竹犬矢来(京都市 祇園)

我が国における竹の歴史

静岡市登呂遺跡からは篠竹で編んだと思われるかご(篭)が出土し、紀元前3000 年~今日まで5000 年もの歴史があるといわれています。


登呂遺跡(静岡県静岡市)

竹取物語の一節に「竹をよろずのことに使ひけり」とあることから、平安時代には既に多くの生活用具が竹で作られていたと思われます。

竹の栽培の始まりは、均一の材料を大量に必要とする武器作りのためだったといわれ、城の周辺では竹槍に適したハチクが栽培されたり、弓、矢の材料に適したマダケやヤダケが栽培されました。

また、河川の氾濫や山崩れなどの災害を防止する目的からも竹が植えられるようになり、全国各地に広まりました。

ハチク 、マダケ 、モウソウチク は 、昔から利用を目的として栽培されてきたため、日本の三大有用竹といわれています。

1970年頃にマダケが開花するまでは、日本の竹林面積の割合はマダケが70% 、モウソウチクが20% 、ハチクはわずか3% であったが、マダケは一斉開花枯死と竹材の需要が減ったことで減少し、逆にモウソウチクはタケノコ栽培が盛んになったことや江戸時代に中国から渡来して以来一斉開花枯死がないことなどで、現在はモウソウチクが70% 、マダケが20% となり、1970 年頃とは逆になっています。

ハチクは1902~1911年頃に全国で一斉開花枯死により減ってからはほとんど変わっていないが、平安時代頃まではマダケよりも多く栽培されていたようです。

竹林整備読本(静岡県、冊子・平成16年3月発行)より


ZIPANG-5 TOKIO 2020 ~古今折衷~ 紀元前3000年・顧みれば5000年の歴史をもつ「竹」を今に活かす!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/14746991



奈良 生駒市高山

竹の寒干し

高山の冬の風物詩「竹の寒干し」は、生駒市高山地区内で毎年2月の寒い時期に行われています。竹を笠のように寒風にさらして1ヶ月程度天日で干します。



一子相伝の技「高山茶筌(ちゃせん)」

茶筌とは抹茶を点てるために使用する道具の1つです。

抹茶と言えば、こんもりと泡立てた姿が有名なため「泡だて器の一種」と考えられることも多く、例えば“茶せん”を英語で表記すると“Tea Whisk(お茶泡だて器)”となります。しかしながら、茶せんは本来お湯を加えた抹茶を、茶碗の中でかき回し均一に分散させる道具であり、泡を立てる道具ではありません。

茶道を支える高山茶筌

生駒市の北端にある高山地区は竹製品の伝統技を伝える里。500年以上の歴史を有する高山茶筌を始めとする茶道具や編み針を秘伝の技により高山の人々によって伝えられてきました。

高山茶筌は室町時代中期から「一子相伝」の技として今日まで脈々と受け継がれており、永年の研究と努力から継承されてきた伝統の技は、小刀と指先でほとんどを作ることから「指頭芸術」といわれ、国の内外で高く評価されています。 現在も茶筌の国内生産シェアの95%以上を占めています。


ZIPANG-5 TOKIO 2020 室町時代から続く ’’一子相伝’’ 茶筌(ちゃせん)づくりの技を今に伝える!~生駒市高山地区~
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/15754073



水無瀬神宮 神門

水無瀬神宮について

天王山※¹の麓、北摂の住宅街の中に鎮守の杜に囲まれた神社。

自然の恵みを感じること、それは「あたりまえ」に対する感謝の心。

四季を感じ自然の恵み、命の源、水への感謝の心を感じる時間が流れる。

※1 後年の軍記に、南北朝や応仁の乱では戦略上の要地として当地は争奪の舞台となり山城も築かれる。特に有名な故事として「天下分け目の天王山」とする言葉は天正10年(1582年)6月に信長を討った明智光秀に対する仇討ちを企てた秀吉の戦いはこの天王山で繰り広げられた。…とある。


ZIPANG-5 TOKIO 2020 後鳥羽天皇の源故郷~水無瀬神宮~(その1)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/18848897




招福(しょうふく)の風 について

夏の風物詩、風鈴の音は元々お祓いで使われていました。風に乗ってやってくる災いを祓い健康と幸福を運ぶ音色です。

風鈴の間を通り抜け本殿にお参りしてください。

風鈴の短冊を見てください。風鈴には皆様の感謝の思いが綴られています。

改めて感謝を考えると本当に自分の大事なことに気づくことがあります。

人の書いた感謝の心が自分心を癒すこともあります。自分の感謝が誰かの力になれるときがあります。

感謝の言霊(ことだま)が皆様の力になれるよう願っています。


水無瀬神宮 祭典(式典)



裏千家『献茶式』

茶道裏千家家元 千 宗室 氏


ZIPANG-5 TOKIO 2020水無瀬神宮 ~招福の風と音と水~「見渡せば山もと霞む水瀬川夕べは秋となに思ひけむ」(その2)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/18953112



※現在、2100件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


新サイトの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


最新の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


最近の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


250件ほどの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/