伎冠　多数のイラン選手が活躍

　7月22日に開幕したテノチティトラン伎冠において、イランのメダルラッシュに国民は湧いている。

　中でも注目するべきは、射撃男子エアピストルにおいて今大会イラン選手初の金メダルを手にしたアドナン・フォールギー選手である。

　彼は我が国の主権と領土と秩序の防衛者たるイスラム革命防衛隊に所属し、中東各地の紛争を転戦しながら射撃の才能を磨き、今大会我が国最初の金メダルを獲得するに至った。

　この成果に関しては最高指導者も「我が民族、宗教界における近年稀に見る偉大な功績だ。」と述べており、イランでは射撃がブームとなりつつある。

　現在イランは射撃関連の競技やレスリングなどの伝統的得意科目を中心に金メダル5、銀メダル3、銅メダル2つの計10個のメダルを獲得しており、更なるメダル獲得に国中が注目している。