夏期講習7/31
[小6]
本日も国語から。
「その心情に至る理由」を問う
問題の中で、4か所を読んで内容を
説明していくという高度な問題も1問入っており、
生徒たちそれぞれがその解答の難易度の高さを
感じ取っていたように思われました。
今まではせいぜい1か所か2か所さえ
読んでいれば事足りたからです。
しかし、記述には必ず”中心文”、この場合、
直接の理由にあたる文章が必ず存在します。
曖昧な雰囲気で解答を始めるのではなく、
まずは一言で直接の理由を言い当てられるように
なることが、記述の第一歩です。
「心情に関わる動作・行動」をしっかりと
読み分けられるということもポイントになっており、
新たな視点を得た上で、さらに週末の演習へと
つなげて行きたいと思っています。
そして、生徒たちは言いました。
「絶対説明文の方が簡単だよね・・・」
私もそう思いますが、4年生当時のこの子たちは
物語の方が良いと言い張っていました。
あの当時から比べると随分考え方も
変わってきたなぁと思います。
算数は速さの領域の応用へ。
高度な単位変換が積み重ねられ、
ダイヤグラムやつるかめ算までもが入ってくる
応用問題にもチャレンジをしてゆきました。
ここは難しいという子も多かったので、
週末に演習時間を確保して取り組んでもらいます。
そして理科。
本日は地層の内容と、天体の内容をやってゆきました。
本当にこのメンバーは質問回数がべらぼうに多くて、
あともう1単元進める予定でしたが、次回に持ち越しとなりました。
まあ、余計な知識までぜ〜んぶひっくるめて頭に
入れていってもらえるのであれば、私はその方が
良いと思っています。
[中1]
今日は計算および方程式の利用の満点獲得者が出ました。
速さ、濃度まで入っていましたし、授業中に
さらっとだけ説明を行った文字式の置き方をする問題を出題し、
この子たちの立式能力がどれくらいに達しているのかを
測定する意味もありましたが、難なくクリアーしてくれました。
計算自体も、新しい捌き方をする問題を入れておきました。
1の(1)の問題ですね。この問題は、9/16の2乗などを
計算してしまいがちですが、かけ算を並べて
全体を約分していった方が早く捌けます。
このような計算テクニックを新しく身につけて欲しく、
次回も同様の問題を出題します。
(2)は、ず〜っと計算ミスしていた子がいましたので、
出題を続けていたタイプの問題になりますが、
今日完璧に途中式を書いてクリアーしてくれまして、
次回からはこの問題は外し、また別の新しいタイプの
計算方法を習得していってもらいます。
地道ですが、計算の方法というのは重要なのです。
”凡ミス”なんていうのが生まれるのは、
論理の飛躍を生みやすい、拙い自己流によって
計算を行っていく場合に多いです。
一番、中学1年生がミスりやすい計算から始まり、
やや高度目な捌き方が入ってくるような計算に徐々に移行し、
技術としての計算方法を一つ一つ基本から押さえてもらっています。
そのあとは英語。
特に清和の生徒はウイニングを使っているので、
比較的難易度が高めな英語をしていることになりまして、
質問も増えてきておりましたから、その子にはそちらの指導を。
学校の補習も落ち着きますから、早急に
名詞の複数形、How many〜?、someとany、
代名詞の複数形の領域の復習を回っていきます。
今の状況では確実に成績に響くので、お盆前までにこの
領域は確実に完成させていかなければいけません。
未消化なところは、どんな手段を使ってもマスターする、
そんな気持ちで問題にあたり、質問もし、とき直し、
感覚を整理していって欲しいと思います。
成穎の子も、ウィンパスが結構残っていますので、
数学の方程式利用の問題も一通り指導し終えたので、
次回からはまた英語中心に戻してウィンパスを進めます。
公立の子たちは学校で習得した範囲が準拠教材で終えたので、
やはりウィンパスでの演習に移行していきます。
特に附属生について言いましたが、やはり1日に取り組む
量が少なすぎて、学校課題の進捗もまだまだです。
こんなに捌ける生徒がそんなペースでのんびりしているのは
目に余るものがありますので、
「勉強時間短くない?
1位になるって気合いが全く感じられない。
まず、さっさと学校の課題に取りかかってください。
もう中2も中3もほとんど終わっていますよ。」
と詰め寄っていきます。
しっかりエンジンかけ直して、やってほしいと思います。
私立生は毎日多分帰宅後から夜までしっかり学習して
ちょうどいいくらいの感じだと思いますので、
このペースを守って学習をしてゆきましょう。
[高校生]
今日は2名学習に来てくれていました。
西高生の英語の学習の取り組みを見ていましたが、
方法がしっかり安定してきているのをみました。
「学校の先生はこうじゃないほうがいいと言いましたが、
自分はこっちがいいと思ってこの方法でやってます。
先生はどっちがいいと思いますか?」という質問もあり、
「俺は君がやってる方法がいいと思う。テキストは
結局解き直しをするけど、以前間違ったもの、迷ったもの”だけ”が
綺麗に整理されていて、見直しやすいノートになっている。
君は解き直しを前提にノートを作っているから、
それに適したノート作りになっていると思う。」と返答しました。
一般論と、自分のこれからの復習計画に即した方法があります。
今のやり方ならば成績がしっかり向上していくと見込めます。
質問の質も上がってきており、上々です。
私立生は、県一斉模試対策で英語を行っていました。
講師と一緒に研究しながら問題を解き進めていました。
なんとか分かるものは、明日中に全て即答できる次元に
高めておくということが大切です。
いつもそうだと思うのですが、なんとか分かったことを
明日!明日に復習をすぐ行うことこそが習得への近道です。
明日しないのであれば、すぐに知識はすっ飛ぶでしょう。
必ず、解きなおしです。肝に命じておきましょう。