懐かしのパリ
大体一年に一回は 南仏から訪れているパリ。
毎回と言っていいほど、昔住んでいたアパートの前を通ったり、よく通っていた場所に行っては、懐かしい思い出に浸っている。
今回もいつもながら、マレ地区にあるゲストハウスで3泊した。ベットが一部屋に4個あり、今の時期は2ヶ月前から予約しないと難しいいつも大人気のゲストハウスなのです。
昼間は歩き回って、夜寝るだけなので、部屋をシェアして金額がリーズナブルなら、もってこいの話だし、他の人の音が気になるけど、ヘッドホンと耳栓をしていれば、全く問題なし。
今回は若い子ばかりだったので、宿に戻っても誰もいなく、ゆっくりシャワーを浴び、すぐ就寝。
起きてみると皆寝ていて、1人で朝食に出かける。と言ってもこの建物の中で、朝食付きなのです。
今のパリのホテルの一泊の平均金額は100ユーロをとっくに超えている。100ユーロって、1万5千円以上ですよ。3泊もしたら5万円近くになって、日本円に考えるとあり得ない金額。
いくら職はあるといえど、できることは切り詰めます。このゲストハウスは立地が最高!綺麗!朝食付き、シャワーの出がとても勢いが良い。これで一泊50ユーロです。
100メートルも行くとそこはメトロの駅なので、どこでも行けるし、この辺をプラプラ歩いてもオシャレ地区なので飽きません。
チェックインも嬉しいことに12時までなので、部屋に人がいなかったらゆっくりできます。
この宿もそうだけど、古い建物の中に入ると懐かしい古い匂いがする。
昔ルーサントノレに一人暮らししていた頃の匂い。あー懐かしい。匂いって本当にその時の事を一瞬に呼び起こしてくれますよね。
今回は美味しい和食も食べられて、古い友達にも会えたし、行ったことのない素晴らしい美術館にも行けて、南仏の森から一転、大都市へ気分転換になりました。
10年以上前と比べてびっくりしたことは、車が消えた!? そのお陰で歩き易くなったけど、逆に自転車や電動キックボードが増えたので、右左はしっかり見て道を横断することが大切になってきます。
あと南仏と比べて10度も寒かった。
黒い服はもちろん、革のロングコート、セーター、ストッキング、ロングブーツなど履いている人がいて冬にタイムスリップした感覚。
真夏の我が家では黒い服なんて全く想像できない環境なんだけどね。
あと夏休みは12日間。
さー これから真夏の世界へ、近所の山羊と驢馬が鳴く、地中海へ本日戻ります。