首なしマイク(鶏)
2023.08.08 11:40
はっきり言って、ホラーな現象ですが、1945年に、食用に首を切り落とされたのに、18ヶ月も生き残った鶏が存在します。
アメリカのコロラド州で、普通に屠殺していた際に、一匹の鶏だけ、首を落としたのに普通に歩いていたんです。
その鶏はマイクと名付けられ、見世物小屋で活躍することになりますが、当時の科学者もびっくりしていたそうです。
マイクが頭が無いのに普通に動いていたのは、運良く動脈からの出血が止まって凝固し、脳幹という、一部生命の維持をする機能を持った部分が残っていたためであることが判明しました。
(それでも頭が無いのに生きているのはおかしいだろ、と思うんですけどね)
そして、最終的にマイクが本当に死んだのは、頭が無くなったからでは無いんです。
頭の無いマイクは当然自分では餌を食べられず、飼い主が喉にチューブを入れて、餌を与えていました。
しかし、餌が喉に引っかかり、こきゅうができなくなったため、窒息死が死因となりました。
脳幹が残っていたとはいえ、大脳も無いのによくもまあ、そんなに生き続けたものですよね。
喉に餌がつまらなければまだまだ生き続けたのではないかと思います。
これもまた生命の神秘と言えるのでは無いでしょうか。