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退屈と惰性と 改

SS テラーコン フリーザー レビュー

2023.08.11 04:09

 今回のレビューは、トランスフォーマー スタジオシリーズ より、

“SSー105 テラーコン フリーザー” です。


 実写映画最新作、“トランスフォーマー/ビースト覚醒” に登場するユニクロンの尖兵、テラーコンの一般兵、スウィープスの

“フリーザー” が、

スタジオシリーズで発売されました。


 これまでの実写シリーズでも、リベンジのときのディセプティコン プロトフォームや、最後の騎士王のときのインフェルノコンなど、いわゆるザコ敵として名もなき量産型トランスフォーマーが大量に登場しましたが、ビースト覚醒でその役割を担うのが今回のフリーザーや、スコルポノックたち。

 ともに同型が複数存在しており、そんな彼らを総称してスウィープスと呼びます。

 元ネタとなるのは初代アニメシリーズの、日本未公開の劇場版、ザ・ムービーから登場したディセプティコンの追跡者集団、スウィープス。

 オートボットとの戦闘で負傷し、宇宙空間に放逐されたディセプティコン兵士(インセクロトン)がユニクロンの力でリフォーマットされたのがスウィープスで、同型の指揮官スカージ(おそらくは元サンダークラッカー)ガリーダーを務めていました。

 で、この度のビースト覚醒に登場するテラーコンのリーダーもスカージ。

 見ためは初代スカージとは似ても似つかなく、デザイン的なモチーフはむしろのちのトランスフォーマー カーロボット(ロボッツ イン ディスガイズ)に登場したブラックコンボイ(海外名スカージ)なのですが、まさかそんな初代の設定も包括しているとは思いませんでした。

 と、今回はスウィープス、フリーザーの話です。

 このフリーザーという名称が、特定の個体を指すものなのか、このタイプの総称なのかまだよくわからないのですが、すでに同じスタジオシリーズでの発売が発表されている(日本版の情報はまだですが)ノヴァケインという同型がいます。

 単に色違いっぽいんだけどなぁ・・やっぱ個体名なんだろうか?


 ともかくも、レビューしていきます。


スウィープス フリーザー

 今回のレビューは、トランスフォーマー スタジオシリーズ より、

“SSー105 テラーコン フリーザー” です。


 実写映画最新作、“トランスフォーマー/ビースト覚醒” に登場するユニクロンの尖兵、テラーコンの一般兵、スウィープスの

“フリーザー” が、

スタジオシリーズで発売されました。


 これまでの実写シリーズでも、リベンジのときのディセプティコン プロトフォームや、最後の騎士王のときのインフェルノコンなど、いわゆるザコ敵として名もなき量産型トランスフォーマーが大量に登場しましたが、ビースト覚醒でその役割を担うのが今回のフリーザーや、スコルポノックたち。

 ともに同型が複数存在しており、そんな彼らを総称してスウィープスと呼びます。

 元ネタとなるのは初代アニメシリーズの、日本未公開の劇場版、ザ・ムービーから登場したディセプティコンの追跡者集団、スウィープス。

 オートボットとの戦闘で負傷し、宇宙空間に放逐されたディセプティコン兵士(インセクロトン)がユニクロンの力でリフォーマットされたのがスウィープスで、同型の指揮官スカージ(おそらくは元サンダークラッカー)ガリーダーを務めていました。

 で、この度のビースト覚醒に登場するテラーコンのリーダーもスカージ。

 見ためは初代スカージとは似ても似つかなく、デザイン的なモチーフはむしろのちのトランスフォーマー カーロボット(ロボッツ イン ディスガイズ)に登場したブラックコンボイ(海外名スカージ)なのですが、まさかそんな初代の設定も包括しているとは思いませんでした。

 と、今回はスウィープス、フリーザーの話です。

 このフリーザーという名称が、特定の個体を指すものなのか、このタイプの総称なのかまだよくわからないのですが、すでに同じスタジオシリーズでの発売が発表されている(日本版の情報はまだですが)ノヴァケインという同型がいます。

 単に色違いっぽいんだけどなぁ・・やっぱ個体名なんだろうか?


 ともかくも、レビューしていきます。


 ユニクロンの眷属、テラーコンの一般兵。

 元ネタは先に言った通り、ザ・ムービーに登場したホバークラフト型UFOに変形する髭面の量産型ですが、今回のデザインはそちらとはまったく違うもので、リーダーのスカージともともまったく別のものになっていますね。

 雰囲気は実写1作めに登場したフレンジーに似ています。

 スコルポノック然り、1作めへのオマージュなのかも知れません。


ロボットモード

 サイズ的に人間とさほど変わらないようで、今回はコアクラスでの立体化。

 2対4本の腕、そして鳥脚(逆間接)。昆虫と爬虫類を足して2で割ったようなフォルムがキモ可愛いフリーザー。

 スカージ始めメインヴィランの3人が比較的スタンダードな人型なのに対して、ベイバースに登場したディセプティコンに多かったいわゆる異形デザインとなっています。

 やっぱりフレンジーを彷彿させるビジュアルですね。

 というかフレンジーも単体コアクラスで欲しいな。

 頭部や胸部、前腕などの薄いグレー成型のパーツには、ほぼ全面に銅色でウェザリングっぽい塗装が施されています。

 今回2つ購入したのですが、

ご覧のように見較べてみると各部の塗装2はけっこう個体差があるので、プリントではなく一つ一つ、直接塗られているように思えます。


 頭部アップで。

 なんとなく猿っぽくも見える顔付き。

 目は四つあり、落ち窪んだ位置にオレンジに塗装され、爛々と輝いています。

 口はなんとなく開閉しそうにも見えますが、さすがに固定でした。

 牙もシルバーで塗られていますね。


 首は前に突き出した状態がデフォルトのようなのですが、真っ直ぐ上に伸ばすこともできます。

 4本の腕も真っ直ぐ下ろすと、けっこうコミカルな印象にもなります。


 左右2本ずつある腕。

 拳はすべて5㎜軸が保持できます。

 前腕にはそれぞれ変形時に各部に固定するためのダボがいくつか造形されているのですが、上側の腕の外側にあるもの(上画像青丸)は少なくとも公式の変形では使用しません。

 それ以外でも、とくにどこかに固定できる感じでもないんですよね。

 微妙に角度や幅が合わない感じ。

 今後の流用への布石か、なにかボツになったギミックの名残か、それともこちらの考え過ぎか・・


 背面。

 甲羅を背負っているような見ためですね。

 その甲羅のような背中のガワは、ウェザリングのほかにオレンジやシルバーで細かく塗装されています。

 脚部は膝が固定なのですが、足首(ここが膝にも見えますが)とつま先(同じく、こっちが足首に見えますけどね) がボールジョイントで可動するので、少なくとも直立ではしっかり接地、安定して自立します。


ウエポンモード

 重機関銃にトランスフォーム。

 ウエポンモードには3形態あり、まずこちらが銃架で接地させる据え置きタイプ。

 単独での銃撃や、同型、あるいは同じコアクラス相当が運用する分隊支援火器というような扱いでよいかと。

 銃口先端は一応開口されていますが、ここは3㎜軸だったほうが汎用性は高かったかも。

 ロボットの腕部を組み合わせた銃架部分は肘同士をジョイントしているだけなのでわりと自由に動かすことができますが、逆に不安定ともいえます。

 ただ自立は問題なし。

 後ろに伸ばした脚部はつま先の後ろ側に5㎜軸があるので、ちょうどハンドルグリップ的な役割を果たしてくれます。

 こんな感じですね。

 いいサイズ感。

 というか同型だから当然か。


 ちょっと気になるのが、銃身先端部が微妙に真っ直ぐにはならず、ちょっと下がっている点。

 公式画像でもなんとなく下がっているように見えるので、まぁこういうものなんでしょう。

 なぜかはわかりませんが・・


 2形態めは、ロボットの脚部と下のほうの腕部を後方でジョイントし、固定。そして上のほうの腕部を前に向けた状態。

 説明書を見るに、同じスタジオシリーズ版のスカージのビークルモードの荷台に合体させるための形態のようです。

 半固定砲台のような感じかな。


 SSスカージはまだ手に入っていないので、メインライン オプティマスプライムのビークルで代用。

 こんな感じでしょうかね。

 固定には最後の手持ち形態時の5㎜軸グリップを使っています。

 しかし、やっぱりオートボットに付けると寄生されてる感がすごいな・・

 

 そして最後は、ほかのトランスフォーマーなどの手持ち武器として保持できる形態。

 先ほど形態から、さらにもう1対の腕部も後方に回してジョイントで固定。つま先パーツを倒して、底面から保持用のグリップを展開します。

 手持ち武装としてはわりと大型で、デザイン的にはまぁまぁグロテスクな感じですね。

 なるほど実写版っぽい。

 先の形態同様、フリーザー自身に持たせてみると・・

 戦隊ものの必殺武器みたい。

 さすがに自立できません。


 SS バトルトラップに持たせてみても、けっこう存在感があります。

 これまたバトルトラップの腕に融合してるみたいな感じでいいですね。


 中台紙には恐竜の骨格標本が描かれています。おそらくは博物館の内部。

 なにか重要なシーンの舞台になるんでしょう(すっとぼけ)。

 真ん中がぱっくり開いているのが残念です。

 今後、デラックスクラス以上のアイテムで同じ背景が使われることはあるだろうか・・?


比較画像

 それぞれの形態で比較。

 ウエポンモードの第2形態は割愛。

 こうして並べると、ウエポンモードも普通に自立歩行(手持ち形態は飛行)始動名雰囲気があります。


 元ネタのSS スウィープスと。ロボットモードで。

 SS スウィープス、先に発売されたリーダーのスカージとほとんど同じものですね。

 Amazonのプライムデーで半額近くになってたので2つ買いました(笑)。

 思いもしないところで出番が来ましたね。

 まぁご覧の通り、今回のスウィープス、フリーザーに初代のビジュアルは一切採り入れられていませんが。


 一応変形して。

 変形モチーフもとくに関係ないしなぁ。

※こちらはリーダーのスカージのレビューですが、ご参考に。


 実写1作めに登場したフレンジーと。

 このフレンジーはリベンジのときに発売されたヒューマンアライアンス版バリケードに付属したものですね。手持ちのフレンジーはこれしかなかったので。

 まぁ、雰囲気は似てるな、というところで。

 同時発売のSS アーシー(ビースト覚醒版)と。

 同じコアクラスなので、ボリューム感は同じくらい。

 まぁ、このアーシーが劇中設定よりちょっと小さいようには思うんですが・・


以下、画像

 4本の腕をガシャガシャ動かしたり、首の上下スイング可動もあったりと、上半身はいろいろ遊べるのですが、一方の下半身が少し窮屈な印象ですね。

 腰が回転しない・・まぁそもそも回らなそうなデザインではありますけども。

 なにより膝が固定なのが残念。先の通り足首とつま先がそれぞれボールジョイントで可動するのですが、それにも限界があって脚の表情付けが難しいですね。

 一応、立て膝っぽい格好はできるんですけど。


 4つん這いならぬ6つん這い(そんな言葉ない)姿勢でも、首と頭部の可動のおかげでしっかり目線を合わせられます。

 こんなふうに虫みたいな姿勢で、大群で向かってくるんでしょうね。

 こんなふうに。

 これはキモイ・・

 コウモリみたいにも見えますね。

 翼の生えた派生形とかがいても不思議じゃない。


 せっかく5㎜軸が保持できるので、いろいろと武器を持たせたくもなりますね。

 ということで格闘戦モード。

 脚の可動に制限があるのが、やはり少し残念ですね。

 上半身で頑張ってても、下半身がほぼ棒立ちというパターンになりがちで。

 しかし、この先のレビューのネタバレになるな・・(笑)


 射撃戦モード。

 覚醒ウエポンはだいたいマクシマルなんで、ここがシージのバトルマスターで。

 重いけど、なんとか自立できます。


 オン ザ バトルトラップ。

 両手にウエポンモード装備。

 凶悪な風貌のバトルトラップがさらに悪そうに。


 ビークルモードでも。

 フリーザーのつま先後ろの5㎜軸を、後部に露出してる拳にはめ込んで固定。

 ほかに5㎜穴ないんだよなぁ。

 ともあれ、レッカー車から戦闘装甲車に。


 ナイトバードにも。

 ちょっと小さいけど、思ったよりは悪くない感じ。

 銃身部がもう少し大きければ迫力があったろうけど。

 

 オレ変形・・というほどの自由度はないんですが、いろいろ遊んでみました。

 まずロボットモードを少し弄って。

 複数存在する量産型ということで、こういう派生型甲斐手も不思議じゃないだろう、という感じで。

 続いてウエポンモードから。

 銃身先端と、その可動のためのピンが角と目みたいで、ゾウムシっぽく見えたので。

 前後逆にしてこういうパターンでも。


 2体合体。

 さらに3体、4体と増やしていくと合体のバリエーションも増して面白いと思います。

 さすがにフリーザーはもう買わないけど、ノヴァケインがでたらまた2体は買おう。


 テラーコンとの最終決戦。

 襲い来る無数のスウィープスを蹴散らし、ユニクロンを止めろ、オートボットとマクシマル!

 マクシマルいなかった・・


 以上、“SS テラーコン フリーザー” でした。


 実写版バトルマスター、あるいはターゲットマスター的な存在となるフリーザー。

 最終戦で無数に湧いてくる量産型ザコ敵ということで、スタジオシリーズでは発売は意外だったというか・・

 武器に変形するとことも考えると、もう一回り小さくして覚醒ウエポン枠で発売という可能性もあったんではないかなぁ。

 ただまぁ、この特徴的なデザインをしっかり再現することや、ウエポンモードの複数パターンの実現なども考えると、コアクラスとはいえスタジオシリーズのコストが必要だったのでしょう。

 スカージとの連携も込みで、併せて設計されたのかもしれません。

 メインヴィランがわりとスタンダードな人型のなか、4本腕に鳥脚の異形はベイバース系デザインへのリスペクトとも感じられ、その立体化には見事に成功しています。

 一方で、変形はあまりかっちり感がなく、ロボットモードでの可動も膝が固定なので少々残念な部分ではあります。

 でも唯一無二(量産型だけど)の存在感。

 手のひらサイズでキモ可愛いので、複数買って群れさせたいですね。

 ノヴァケインも早く欲しい。


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。