『言葉は身体は心は世界』入荷しました
『言葉は身体は心は世界』(増訂版)
著者/発行者:瀧瀬彩恵
作品提供/挿画:内田涼、平岡尚子、yuikore、河野富広、Sayaka Maruyama、浮(buoy)/伊藤夕夏、Omega C.、Yurika Shiroyama、Ambre Cardinal、Laurent Garnier for、François Chaignaud、DJ Emerald
アートディレクション:阿部航太
デザイン:村上亜沙美
造本設計・印刷:村上製本
製本:東海電子印刷
加工:ペーパークラフトイトウ
2022年5月15日初版発行/2023年8月1日第二版発行
124×175mm / 253ページ / PUR製本
価格:4,300円(税別)
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1990年東京生まれ、米国育ちのち神奈川育ちの瀧瀬彩恵さんによる私家版エッセイ集『言葉は身体は心は世界』。
こちらは、他者から投げかけれた著者にまつわる言葉をきっかけに、自身の身体感覚・言語感覚・アイデンティティの周辺について綴った13篇のエッセイを中心に、他者に向けられた5篇のエッセイ・詩・ライナーノーツ、言葉の断片、さらに11名の他者によるアートワークがレイヤーされる構成となっています。
この度発行された第二版(限定200部)は初版掲載内容に加え、西山萌(編集者)と石崎詩織(SCYTHE/Chai Apoth.主宰)と実施した観覧者参加型の出版記念対談(アートワーク:Yurika Shiroyama)と、著者によるあとがきも収録されています。
〈本書より〉
この本は、私が他者からもらった〈わたし〉に関する言葉を手掛かりに、自分の言葉・身体・心の回路構造[システム]を確認しながら、別の他者へ向けて渡す試みです。
(中略)たとえ私ひとりの時間、経験、思考、感情だと思ったものでも、形や色は違ってもとっくに皆のもので、総じてこれらは応えあるいは問い、もしかすると詩、処方箋、祈りにすらなるのかもしれません。
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はじめは不思議なタイトルだなあと思っておりましたが、読んでみると腑に落ちる内容でした。あわい感もありなんだか心地よくなる一冊です。
そして、実は対談相手のおひとりである石崎詩織さんは当店で提供しているチャイ(@chai_apoth)を作っておられる方です。
ぜひ、チャイと併せてお楽しみいただけたらと思います。