shape of voice
今日は、映画「聲の形」を観ました。
だいぶ昔、一話の試し読みみたいなのを書店でしてから、ずっと気になっていたので観たのですが、まさかの製作が京アニじゃないですか。うれしい。
「アニメ何が好き?」と聞かれたときは大体「京アニのつくるアニメ!」と答えています。
冒頭はMVみたいなはじまり。
音楽かっこよくてもう好き!ってなった。
障害者には、興味があります。
(最近は「がい」と書くみたいですが、わたしは本人から見て「障害」の多い人生、と思っているので、漢字のまま書きます)
白い棒をついてる人を電車のホームで見れば、大丈夫かなって見てしまうし、学生時代の友達のことも、よく覚えてる。
卒業してから、たまたま会って話しかけてしまったら、お母さんに「覚えていてくれてありがとう」と言われた。
障害者の人は、感謝を忘れない。
小さなことでも、よろこびになる。
健常者にはわからないこと。
でも、本当に辛い思いをしていると思う。
それこそ、いじめだって、あると思う。
(幸いわたしの周りでは、障害者いじめはなかった)
わたしはきっと、もし妊娠をして、お腹にいる子が障害者だったとしたら、産めないと思う。
幸せにできる自信も、
支えてあげられる自信もない。
京アニに出てくる子たちは、みんな魅力的。
今回の子達は性格、役割がハッキリしていた。
とてもわかりやすかったな。
こういう展開で、こういう結末だったのね。
思ってたより急展開でビックリ。
でも、それが「形」になっているのも、またわかりやすかった。
わたしの中にも、時々生まれる。
自尊心のなさ、「わたしが死んだほうがマシだろう」というきもち。
それを絵にして、動かして、そして最後は生きよう、って。染み込みました。
もうすこし、がんばれそう。
観てよかった。
誰に言ったらいいかわからないけど、つくってくれて、ありがとう。