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舟歌/チャイコフスキー(演奏動画)

2023.08.12 09:47

ロシアの作曲家、チャイコフスキーと言えば

バレエ音楽や交響曲、協奏曲など

有名な大曲が数多くありますね。


その他の色んなジャンルでも

代表作と呼ばれるものがたくさんあります🎵



ピアノ曲で有名なのは「四季」


1年のそれぞれの月に合わせた曲を作曲。

それらの12曲を

1つの作品集としてまとめたものが「四季」です。


中でも、有名な作品のひとつとして知られる

「舟歌」は、6月にあてられた作品です。

「舟歌」というタイトルの作品は、

たくさんの作曲家によって作曲されていますが、

そのほとんどが

8分の6拍子や8分の9拍子で作曲されているのに対して、

 ※基本3拍子の数え方


チャイコフスキーは4分の4拍子で作っています。



ちなみに、先月は

オッフェンバック作曲の「舟歌」を弾きました🎹

     ↓   ↓   ↓   ↓

7/22  舟歌/オッフェンバック(演奏動画)




冒頭、4分の4拍子/ト短調 (暗い調)

andante cantabile アンダンテ・カンタービレ

(歩くような速さで、表情豊かに) 



poco piu mosso (今までより少し速く)で始まる中間部は

4分の4拍子/ト長調 (明るい調)のあと、

4分の3拍子で

Allegro Giocoso アレグロ・ジョコーソ

(快活に、おどけて戯れるように)



最後、再現部はテーマに戻ります。

前半とほとんど同じですが、

伴奏になる左手の形のアレンジが

多少変わっています。



このように、クラシック音楽の楽譜には

たくさんの音楽用語が事細かに表記されています。


「今までより速く」という

すごく分かりやすいそれだけの意味にしても

弾き手によって速さの感覚も違うし


10人同じ曲を弾けば

10通りの表現の異なる曲が仕上がるという


そこが面白いところだと思います🎵



それらをふまえて

最後まで聴いていただけたらなぁと思います。