器に棒を刺す。穴に鍵を差す。
2023.08.10 11:10
ルーヴル美術館展「室内履き」中の絵と同じ作者の作品「レモネード」。女性が持つ器に男性が棒を刺す。これは性行為の暗示ですよ。客が娼婦と交渉する。間の女性は取り持ち女。奥にベッド。テーブルの丸い瓶と男性の杖も男性器・女性器の暗示。「室内履き」の鍵穴に刺さった鍵。これも同じ暗示です。
(ヘラルト・テル・ボルフ作『レモネード」、1663-1664年頃、サンクトペテルブルク、エルミタージュ美術館、0.67×0.54m)
(サミュエル・ファン・ホーホストラーテン作「室内履き」、1669年、RF2129、パリ、ルーヴル美術館、1.03×0.70m、北方絵画部門、リシュリュー翼)