シルバーバーチQ&A 3
●シルバーバーチとは……モーリス・バーバネルという人物を霊媒として、1920年から60年間にわ
たって霊的教訓を語り続けた古代霊の仮名で、3000年前頃、つまりイエス・キリストより1000年前
に地上で生活したという英知の塊である崇高な存在。
⇒スピリチュアリズムを現世に広めた第一人者であり、江原啓之さんがスピリチュアリストになった動因でもあるのです。
【シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A】より一語一句カットすることなくシルバーバー チのアンサーを掲載します。
●シルバーバーチのお言葉を受容した者は感激して、救われ、地上天国という理想郷の創造と同時
に、自己の魂成長に全身全霊を捧げることだろう。
Q「教会で毎日のように唱えられている祈りに、効用があるのでしょうか?」
A『祈る人それぞれ違うでしょう。
口先だけの祈りは空虚な音の響きに過ぎません。
魂を込めた祈り、熱誠と憧憬に満ちた祈り、大霊に一歩でも近づきたいとの熱望に燃えた祈りであれば、その熱望そのものが祈りに翼を与え、霊界の深奥まで届くことでしょう』
Q「でも、何らかの影響はあるでしょうか?」
A『人のために役立ちたいという祈り、真理、光明、導きを求めての祈り、これはすべてその人の魂の進化の指標です。
その心は物的身体から出たものではなく、霊そのもの、すなわち大霊の一部であり、したがって大霊のパワーを秘めているのです。
しかし、それを発揮するためには艱難辛苦の体験を通じて、霊性が進化しなければなりません。
それまでは、パワーは発揮できません』
Q「なぜ人間は、神に罪の赦しを乞うのでしょうか?
摂理を犯せば自動的に罰が下されるのではないでしょうか?」
A『赦しを求めて祈っても、摂理が手直しされることはありません。
支払うべき代償は支払わねばなりません。
しかし、赦しを求めて祈るということは、自分の間違いに気づいて大霊との調和を求め始めたことを意味します。
自我を見つめ、内省し始めたことを意味します。本当の意味での霊性の進化が始まったのです』