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今日も何かを間違えた

社会は萌えで腐ればいい

2018.08.02 08:42

苺ましまろというアニメに

絶賛ハマっている。


女子小学生4人組+短大生1人が

織り成す日常を描いた物語だ。


一言で言うなら、

「かわいい」


このかわいいは女子が言う

「かわいぃい~↑↑」

「え?まって?かわいくなぃ?」

「わかるぅ~きゃわたん~」


などというかわいいではない。


なんだろう。

久しぶりに猫を見た時のような

かわいさである。


「おっ、かわいい」

「あー、かわいいね」


みたいなかわいさだ。


そしてこのかわいさのすごいところは、

ずっと見てられる。


平温なのだ。

この物語はずーっと淡々と進む。

過度な演出とか、急な展開とかは一切ない。

ただただ女子小学生を愛でるのみ。

こう書くとヤバイアニメに思えるが、

ヤバくない。ヤバかったとしてもいい。


永遠に見ていられる。


もはや、物語も特段必要ない。

もうキャラが寝転がって

10分に1回、


「んぁ~」とか

「うぅ~ん」とか

言ってくれればいい。

かわいいキャラが寝転がるだけ。

たまに声にもなってない声を

出すだけ。


萌のぬるま湯。


僕はそれに浸かりながら

焼酎を煽る。


体がふやけていく。萌えで。

脳が溶けていく。焼酎で。


至高の組み合わせ。


疲れている君。

なんとなく不安な君。

毎日が憂鬱な君。


見よう。

苺ましまろ。


飲もう。

安酒。


みんなでダメになれば怖くない。

ひとりひとりが集まってみんなとなり、

みんなが集まって社会となるのだ。

ひとりひとり、腐ろう。

みんなで腐ろう。


社会が腐る。


萌と酒で。


そして日本は美しく滅びる。


苺ましまろ、万歳。