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天竜楽市

8月4日(土)は鹿島の花火 浦川まつり

2018.08.02 14:41

8月4日(土)に鹿島の花火が開催されます

 鹿島の花火は昭和40年代前期まで「椎ヶ脇神社祭典奉納煙火」として二俣郷社椎ヶ脇神社の神事として執り行われていました。
 鹿島から南は、かつて磐田之海であったと云われ、鹿島橋付近の椎ヶ淵には竜宮城があり、そこに棲む椎河脇大龍王を鎮めるための奉納煙火であったようです。

 暴れ天龍と呼ばれた天竜川は氾濫が多く、流域に住む人々は椎河脇大龍王を畏敬し、奉納煙火は年々盛大になり、大正時代には「日本一!天下の名物鹿島の花火」「日本三大花火」と謳われました。


 真夜中十二時過ぎに二尺玉が連発で打ち上げられる中、舟屋台に載せられた椎河脇神社神輿が天龍河を渡御し、対岸の北鹿島御旅所に至り、その夜北鹿島住民は御旅所に集い(柳田國男曰く縄文時代から続く日本の祭りの原点である)「御夜籠り」を昭和40年代まで続けていました。


 現在は鹿島の花火の一週間後に椎河脇神社神輿渡御が行なわれています。

 8月4日(土)には佐久間町浦川で浦川まつりも行なわれます。
 こちらも花車曳き廻しと花火大会があります。

 歴史ある花車と風情ある浦川の街並
 鹿島の花火、浦川の花火ともに山に大音響が木魂して大迫力です。
 「花の音」一味違う山の花火を見に、週末は天竜区へ!!