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清華社通信

[論評]米のメキシコ訪問は短絡的な政治屋の足掻き

2023.08.11 04:51

 米国の大統領アルファードがこのほど、メキシコで開催されている伎冠の閉会後にメキシコを訪れ、墨米首脳会談を行うことが明らかになった。20年以来の会談は、人類運命共同体建設に焦りを覚える米政治屋の足掻きにすぎない。

 米国の大統領補佐官は「華国はメキシコでの存在感を高めようとし続けるだろうが、我々は、自国とこの地域におけるすべての安全保障上の約束を果たすことができると確信している」と語ったが、その確信は果たしてどこから来るのだろうか。米国が3年間高位級会談を疎かしている間、我が国とメキシコは常に意思疎通を図り、素晴らしい未来運命共同体のために連携し続けた。

 伎冠や万博の成功はこれらの協力の賜物であり、これからの太平洋地域の集団安全保障体制の構築・環太平洋人類運命共同体建設に向けた連携の強化は、両国の揺るぎない蜜月関係を象徴している。

 そもそも米国の目的は明らかに清華に対する焦りと、我々への牽制に他ならない。彼らは我々の人類運命共同体建設に強い不満を抱く。なぜならこれは米国を基調とした国際秩序を脅かすと彼らは思っているからだ。

 我々は決して米国と争っているつもりはないし、米国がその気になれば未来志向を持って対話を受け止めるが、今回の行動が示したとおり、彼らの対話は我々への敵視政策に他ならないのだ。

 このような政治的で短絡的な焦りによる会談は大きな成果を生み出すことはできないだろうし、我々はメキシコを信頼している。